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⚠R15⚠アニメ「Animals.」動物たちが織り成すブラックな会話がクセになる…!

アニマルズというアメリカのアニメをご存じでしょうか?

《監督・脚本》フィル・マタリーズ、マイク・ルチアーノによるTVアニメーション(制作:HBO)です。

そのブラックで風刺的な作風から、「大人向けアニメ」と評されることもある本作品。

まだ見てない人は絶対見るべきです!
日頃の鬱憤がたまっている方なんかは酒の肴になること間違いなし。


※現在(2020年7月29日)、Amazonプライムでシーズン1・2を無料で見ることが出来ます。ぜひ登録してみてくださいね。

あらすじ

公式の作品説明は、
『地球上でもっとも生存が難しい場所、ニューヨークの片隅で生き抜く、虐げられた生き物たちを追う。大人向けアニメシリーズ』となっています。

公式でさえ”大人向け”と謳っていますね。

この物語は、人間が暮らす街ニューヨークを舞台にした動物たちの物語です。日本でいうと、『ペット』という映画のブラック版?と捉えると分かりやすいかもしれません。
登場人物は毎回変わり、ネズミ、ハト、ネコ、イヌ、チョウチョなどさまざま。基本的にはネズミだったらネズミの世界、ハトだったらハトの世界が中心の1話完結型で、動物たちの世界を覗いている感覚が味わえます。


海外のブラックジョークが堪能できる

日本のポップなコメディとは違い、海外のコメディアニメはブラックジョークが多いです。本作も例に漏れず、めちゃくちゃブラックです。

かわいらしいキャラクターから暴力やセックス、ドラッグなどの放送コードぎりぎりのワードが飛び出してくるため、ハラハラしつつ愛らしく感じてしまいます。人間だったら表現できない世界観

作中の動物たちは驚くほど人間的知性に溢れていて、セリフ一つ一つがなんともいえない心地いい皮肉に聞こえるのです。


万人受けしなさそう、でもハマってしまうキャラクターデザイン

1枚目はネズミが登場する1話の場面です。一見、雑なデザインに見えますが、私はこれが好きなんです。

そして、こういう危険でブラックなワードが当たり前に出てくるから見放せない…。

※ちなみに、4枚目右のハトはオスです。ね、やばいでしょ?

1話完結のように見えて、すべて繋がっている

動物や虫の世界観が中心ですが、1話目からところどころに人間の世界が描かれます。内容はニューヨーク市長の不祥事と、それを追う者。

様々な動物たちのエピソードの背景にわれわれ人間の世界がバックストーリーとして描かれるため、ばらばらに見えて最後はまとまったアニメとして鑑賞できます。

人間の世界は一体どうなるのか?
ぜひ、鑑賞してみてはいかがでしょうか? 

「フィル」という名前の動物が各回で現れて混同されるかもしれませんが、主人公の名前は毎回フィルだと思ってもらえば大丈夫です。

※基本会話ベースなので、聞き流して鑑賞したい方もいらっしゃるかもしれませんが、英語音声に日本語字幕ですのでご了承ください。画面を見ないと分からなくなってしまいます。

《参考記事》
https://www.hbo.com/animals
https://fnmnl.tv/2017/06/30/33176
http://k-onodera.net/?p=2560
https://inukoroblog.com/2018/06/25/animals/

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