見出し画像

トリケラトプス(3本の角をもつ顔)

トリケラトプスもステゴサウルスと同様にとても格好いいです。しかし、ステゴサウルスに比べてインパクトのある内容はあまりないです。トリケラトプスは体長約9mで、植物食です。アメリカ、カナダに生息していました。生息時期は白亜紀で暴君ティラノサウルスと同時期です。しかも生息地域もアメリカ、カナダと同じです。ステゴサウルスはジュラ紀で白亜紀以前に生息していましたので、トリケラトプスとティラノサウルスとは対面していませんでした。ジュラ紀と白亜紀の時代配列は、ジュラ紀→白亜紀です。さて、このトリケラトプスはティラノサウルスと戦ったことはあるのでしょうか。トリケラトプス体長9m、ティラノサウルス体長12.5mで共に巨大です。この巨大な恐竜同士が戦っていたとすると、周りへの圧力がものすごかったと想像できます。実際、戦った痕跡は見つかっています。トリケラトプスの化石に、ティラノサウルスの歯形らしき痕跡が残っていたのです。この巨体同士の戦いは、わくわく感がたまらないですが、巨大な恐竜同士ですので1対1の戦いは少なかったようです。では、どのように戦っていたのかということになるのですが主にティラノサウルスの狩りの仕方がメインになってしまいますので、ここでは控えます。トリケラトプスの角の話にいきましょう。この角は子供と大人の段階で差異が見られました。子供の頃は、目の上の角が上向きにカーブしていました。大人になるにつれ、目の上の角のカーブは前向きにカーブしていきました。この角の成長変化は身体的に大人だとわかる指標となり、異性へのアピールになっていた可能性があります。現存している牛、鹿などの角も同様な役割があります。異性へのアピールのため、雄同士で力比べの際に角を使っていた痕跡も見つかっています。野生動物が力比べで戦っているシーンを思い起こさせてくれます。現在の動物でも迫力がすごいので、トリケラトプスの力比べはどうなのかなと想像するのも一種の楽しみです。

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。