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「FRED PERRYを着ることの意味」について

非常に憤りを感じている。何故なら、これは他人事ではないからだ。

フレッドペリーを着るというのは、僕にとっては「芸術」に関することである。つまり、とても重要で特別なことだ。フレッドペリーを着ることによって、自らがどういう人間であるかを体現している。

ロックの歴史を辿ると、ファッションと音楽は常に密接な関係にあった。人々はどういうファッションに身を包むかにより、自身がどのジャンルの音楽を聴く人間であるかを表明してきた。フレッドペリーのポロシャツは、ポール・ウェラーやモリッシーやデーモン・アルバーンといったUKの偉大なミュージシャン達に愛用され続けてきたモッズのアイコンである。

映画『さらば青春の光』を観て、モッズに憧れを持った。The WhoやThe KinksやThe JamやTHE COLLECTORSを愛し、フレッドペリーのポロシャツをはじめモッズコートやBen ShermanのボタンダウンシャツやClarksのデザートブーツやLevi'sのスタプレやBaracutaのハリントンジャケットを身に纏うことは、僕の生き方そのものである。

「モッズの精神」とは、「流行に左右されず、自分にとってクールなものを追求する姿勢」のことである。Proud Boysは明らかにクールではない。





 どうでもよいことは流行に従い
 重大なことは道徳に従い
 芸術のことは自分に従う


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