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Halló journal 2019 / 4月のこと

Halló journalと題して、アイスランド・フィンランド旅行記のZINEを発行したのがもう約4年以上前。Vol.2を制作したいと思いながら時は過ぎ…今年から、ひと月ごとに日々の生活雑記を”Halló journal”として綴ってゆきたいと思います。
とりとめのない内容になると思いますが、ドイツ・ベルリンでの生活しながらおもうことあれやこれや、もしご興味があればお付き合いください。

日本はゴールデンウィークまっただなかですね。ドイツは今月下旬、一足先に(?)にイースター休暇がありました。子どもたちにとっては2週間ほど学校が休みになるそうで、大人もそれに合わせて休暇をとったり帰省したりするのか、街は静かで穏やかな空気が流れていました。満開の桜やいきいきとした新緑が、ふっとゆるんだ街の雰囲気をいっそうやわらかく晴れやかに彩っています。ベルリンで2年半ちょっと暮らす中で、春が一番”嬉しい”季節だなあと感じます。

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イースターは友人宅にお呼ばれしてきました。イースターだからといって決まったメニューはとくに無いらしく、今年は友人のご家族が、キャロットスープにはじまり、サーモンのクリーム煮とバターライス、それに最近シーズンが始まったアスパラガス(ドイツ語で”シュパーゲル”という)という、まさに春らしい色が並ぶ豪華なブランチを用意してくださいました。とても美味しく、目もお腹も幸せに満たされる時間でした。
ドイツではクリスマスの次に大きな祭日という位置づけのイースター。3度目にしてやっとその温度感がつかめてきたような気がします。特にキリスト教信仰が深くない人でも、家族で集まる行事として大切にしているよう。そんな日に招いてもらえるのも、友人家族に感謝しかありません。

また同じ週末に同じアパート内のご近所さんたちとお花見遠足に行ってきました。ひとりは過去に日本で2年ほど仕事をしていたドイツ人で、時々日本が恋しくなるのだとか。冬の寒い時期から「あたたくなったらピクニックしようね、HANAMI!!」と話していたので、「いまがその時だ〜!」とベルリンとブランデンブルク州の境目にある、桜の並木道で有名な場所へお弁当をもって出かけました。ベルリンで桜というと、ピンク色の濃い八重桜のような、葉っぱも同時に茂る品種が多いです。ソメイヨシノのような儚さはないけれど、こちらの桜は見た目が豪華で春の勢いが感じられます。

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私は今、半分雇われ社員、半分自営業のイラストレーターとして生活しているのですが、今月から会社員(パートタイム)の勤務時間を今までより減らすことにしました。イラストレーターとして仕事をする時間を十分に確保することが第一の目的。加えて、プライベートな時間、”私生活”の基盤をしっかりすること…。
昨年末からビザのことやクリスマス前のストレスのなか、フリーランスとパートタイムの仕事のバランスを取るのが精一杯で、どうしても私生活がおろそかになっていました。そうして過ごした半年間の結果、最近は自分の中のアイディアソースが空っぽになっていることに気がつきました。自分の内側と話をする時間を削った結果、次になにをつくりたいかわからない!という状況に陥っていたようです。
そんなことを友人に話していると「私生活あっての仕事だからねえ〜」というコメントが。「ワーク-ライフ バランス」という言葉にひっぱられたりして、今まで「仕事」と「私生活・プライベート」というのは同じレベルにあり、ときには対立してしまうものだという感覚だった私にはとても衝撃的な構成図の変化でした。「私生活」という大きな土台の上に「仕事」は乗っかっているのか…と。

令和時代がやってきますね。元号使用についての賛否両論はさておき、こういう時間の流れを区切る「きっかけ」はとても素敵なものだと思っています。なにか踏ん切りがつかなかったことや、思い悩んでいた物事をいちど俯瞰できるような…。
みなさまにとって、5月がよいスタート日和となりますように。

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イラストレーター・ダイモンアヤカによる雑記"Halló journal online" 。2016年秋からドイツ・ベルリンで暮らしています。/国内外問わずイラスト制作のご依頼承っています。お気軽にご相談ください。Email: info@ayakadaimon.com
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