見出し画像

Halló journal 2019 / 5月のこと

Halló journalと題して、アイスランド・フィンランド旅行記のZINEを発行したのがもう約4年以上前。Vol.2を制作したいと思いながら時は過ぎ…今年から、ひと月ごとに日々の生活雑記を”Halló journal”として綴ってゆきたいと思います。
とりとめのない内容になると思いますが、ドイツ・ベルリンでの生活しながらおもうことあれやこれや、もしご興味があればお付き合いください。

5月に入ってもどこか寒い日が続いていました。上旬はまだ厚手の上着が手放せない日も…。そんななか、数日お休みをもらって知人とロンドンに出かけてきました。イギリスらしくどんより天気かなあ、と思っていたら滞在中の4日間は太陽が照る時間も予想以上にあり、春の陽気がするロンドンの楽しむ事ができました。
イギリスには2012年に一度、アイルランド旅行の乗り換え”ついで”に少しだけ寄り、ガイドブックに書いてあるような観光名所をスタンプラリーのように駆け抜けただけ。なので今回ゆっくり街をまわることで、前回よりもほんのちょっぴりロンドンの事を身をもって体感できたかなと思います。

事前にたいして計画は立てていなかったものの、ロイヤルオペラハウスでバレエ公演を観ることができ、ミュージカルのレ・ミゼラブルを観劇し、ウィリアムモリスのギャラリーを訪ねたり。興味関心のツボをたくさん刺激される時間でした。長らく会えていなかったロンドン在住の友人にも再開できてたっぷり元気をもらったり。
滞在中面白い体験だったのが、駅構内をひとりで歩いている際に二度も道を聞かれたこと。どちらも観光に来ている若い女の子たち…という感じのグループだったのですが、ロンドンという街において「現地人かどうかは、外見は特に関係ない」と認識されていることを強く感じる瞬間でした。

◇ ◇ ◇

旅の余韻にひたるなかで、今回ロンドン滞在を通して気づいたことがふたつ…。
ひとつめ、イギリス英語の響きや言い回しがやっぱり好きだなあということ。独特の婉曲表現というのか、物事を直接的に言うことを避けるような言葉遣いに、身体がふわっとする感覚を覚えました。毎日ドイツ語に浸っている耳にとってはことさら、音自体の柔らかさというものをイギリス英語から感じ取ったのかもしれません。
そしてふたつめは、「旅」において英語が通じることの気楽さ。
ヨーロッパの他の都市では、カフェや買い物などで現地の言葉ではなく英語を使うことに対して私はどうにも気後れしてしまうのです。もちろん現地の人々、とくに若者はほぼみんな英語を話してくれるのでそこまで気にすることもないと思いつつ、観光客とはいえ「現地語が話せない」ことに対してなんとなく引け目を感じるというか…。また、街に溢れる看板なども能動的に読まなくても情報が頭に入ってくること、タイムラグがないことの”円滑さ”を思い出したのでした。

どうしても自身のアンテナがそちらに向いているのか、言語・言葉のほうに気を取られてしまいますが…総じてロンドンは一見さんにやさしいなあ、という印象でした。地下鉄の乗り換えもわかりやすく、色々なところにいる係員さんは丁寧で、なんだか東京の雰囲気を思い出しました。そしてお店のディスプレイなんかも素敵で、ベルリンではほぼマイナス指数な物欲も、ロンドンを歩いている間は一気に復活。(パッケージのかわいい紅茶やお菓子がたくさんあって次々に目移り)

ベルリンから飛行機で二時間弱、時差はたったの1時間。久々に訪れた島国はこんなに近いけれど、大陸とはやはりどこか違った空気を纏っているようで新鮮でした。

イラストのモチーフは、セント・ジェームズ・パークを散歩していたときに遭遇したリス。草花を背景にたくさんポーズを決めてくれていました。

◇ ◇ ◇

今月から新元号。外国暮らしで「令和」を使うことはあるのかなあ…と思っていたらさっそくパスポート更新の書類に「令和元年」と書きました。なんだか不思議な気分です。
ベルリンの緑もだんだんと力強い色になってきました。日本はもう暑いと感じる日もあるのでしょうか。どうぞ夏バテ・梅雨バテにお気をつけて6月をお過ごしくださいね。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

目に留めていただいてありがとうございます!

ありがとうございます!
7
イラストレーター・ダイモンアヤカによる雑記"Halló journal online" 。2016年秋からドイツ・ベルリンで暮らしています。/国内外問わずイラスト制作のご依頼承っています。お気軽にご相談ください。Email: info@ayakadaimon.com
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。