初心者のための似顔絵の描き方8
口の描き方
他の部位と同じく、口も人によって大きさや形が違います。
いつも同じ形の口を描いてはいけません。
よく観察して描いてください。
形や大きさも大事ですが、口を描く位置についても十分検討してください。
口の位置が変わると顔の印象がガラリと変わってしまいます。
口の位置を上げると鼻の下が短くなります。
鼻の下が短い顔は、女性っぽい顔になります。
逆に口の位置を下げると鼻の下が伸びて、今度は男っぽい顔になります。
唇について
唇は誰にでもあります。
しかし、あえて唇を描かないで似せるというテクニックをご紹介します。
唇は女性の象徴。
女性を描くときは上下の唇を描くことで女性らしさを演出します。
逆に男性の場合は、わざと上の唇を描かないことで男らしさをアピールできます。
ただし、女性も唇が薄い人もいるし、男性も唇の厚い人がいます。
下書きの時点で試しに描いてみて、その人にあわせて唇を描くか描かないかを決めてください。
歯について
口を開けている顔を描く場合、口の中に歯が見えますよね。
見えるものは描きたくなるので、歯を1本ずつ描きがちです。
しかし、歯を詳しく描くと一気に不気味な顔になってしまいます。
口の中はなるべく何もしない方が無難なのです。
その方がかわいい絵になります。
もっと迫力のある顔にしたいときや、活発な男の子の顔にしたいときなどは歯をかくと効果があります。
口の形で笑顔に
真面目な顔になってしまい、少しだけ笑顔にしたいなと思えば、口の両端(口角)を少しだけ上げてみましょう。
他の部位を変えなくても口角を上げるだけで微笑み程度の笑顔にすることができます。
もっと笑顔にしたいと思えば、口を少しだけ開けてみましょう。
更に爽やかな笑顔になります。
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