もはやソースも忘れてしまったけれど、日本から四季が奪い去られ常夏になった場合、暗い曲は消え去り、いずれブラジルみたいにサンバが流行するという説を今年の中頃に読んだ。最初は「んなアホな」と思った話だけど、よくよく考えてみると合点がいく。私たちを囲む雰囲気は大雑把に分けても四つある…
2020年のJ-POPにおいて、back numberがどのようなスタンスを取るのか、「危険なビーナス」といういつも通り大きなタイアップを抱え、久々にリリースされる新曲やいかに—— 「CDTVライブ!ライブ!」で清水依与吏氏は「完全にモデルチェンジ」と語った。『クリスマスソング』『HAPPY BIRTHDAY』の…
TWICEの韓国最新シングル『Feel Special』が公開された。彼女たちにとって4月の『FANCY』以来約5ヶ月ぶりとなる韓国シングルで、作詞作曲の中核はオーディション番組「SIXTEEN」でTWICEを選んだパク・ジニョン氏が担い、『BDZ』以来のタッグを組むこととなった。『TT』や『CHEER UP』、近年の『What …
ものすごく、星野源さんのファンである。その程度はというと、「POP VIRUS」の発売日と東京滞在の日程がたまたま被ったから、せっかくだしタワレコ渋谷店で予約して買おう、という謎行動に出るほど。無事A賞をあててマグカップを手に入れた。そんなこんなで「POP VIRUS」のあまりのアルバムとしての…
思わず泣いてしまった。TWICEの約9ヶ月ぶりとなったカムバック。リード曲『MORE&MORE』の衝撃はさることながら、私たちONCEの心、その多くはカムバックステージでパフォーマンスされた『SWEET SUMMER DAY』に全て持っていかれてしまったのではないか。TWICEが2020年に夏を全力で楽しむ歌を9人で歌っ…
世の中の道理というものは様々な形をなして人々を襲うが、特に「不可逆」というものは厄介である。 そもそも人生をやり直すことはできない。輪廻転生の概念がどうあれ、ぼくたちはやがて死に、自分として生まれ変わることは不可能なのだ。そしてそのタイミングを選ぶことも。 ただ、擬似的に真…
「日常」という言葉と「魔法」という言葉の間にはえも言わせない隔たりを感じてしまう。普通の時間が流れているのだから日常足りうるのであって、魔法にかけられた気分になるということはそれだけ特別なことなのだ。ディズニーランドが「夢の国」とされ、キャストたちの対応が徹底されているのもそれ…
今日から一週間後の2019年3月27日、back numberのニューアルバム『MAGIC』が遂にリリースされる。前作『シャンデリア』から3年3ヶ月の時が流れている。3年3ヶ月という時は非常に長い。なんと9ヶ月をプラスすると次のオリンピックが始まる。前のアルバムのキラーソングは『クリスマスソング』だったと…
back number(バックナンバー)。2019年の今、日本人の大半に知られている3ピース・ロックバンド。1stフルアルバム「あとのまつり」は全て失恋に関わる曲で、ソングライティングを担当する清水依与吏さん(以下、敬称略)は、メジャーデビューしてからも楽曲の主題に「恋愛」を置くことが多い。人の…
back numberの新曲『オールドファッション』、リリースから1ヶ月以上経つものの、依然配信チャート上位をキープ。ドラマ『大恋愛』の話題性も相まって、『クリスマスソング』以来の一般層からも広く愛される代表曲になるか、とファンの期待も高まっています(『瞬き』はかなり長く聴かれている曲だとは…