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高校生がフィルムカメラにハマった話。④

これまでにフィルムカメラの良さをさんざん語ってきた。でもね、気になるんだよ、デジタルカメラの世界が。

ということで、今回は「フィルムカメラをある程度触って、改めてデジカメが欲しくなった話」について語っていこうと思う。


この夏、某大学の写真系のイベントに行ってきた。そこでね、僕は目を見開いた。

「みんなデジタルカメラじゃないか!?」

当たり前だ。あまりにも当たり前すぎる。でも私は驚いた。みんな超高級なSONYやCanonのフルサイズミラーレスを持ってきているのだ。

そして、大学の先生に自分のポートフォリオを見せる機会があるんだけれども、チラッと覗くとキレイでパキッとした写真たちがあるのだ。

ああ、これが嫉妬か。

あの太宰治も言った。

「嫉妬というものは、なんという救いのない狂乱。一点美しいところもない醜怪きわめたものか。
「皮膚と心」より

(この言葉をたまたま知っていただけだから、話はほとんど知らないぞ!)

私はデジタルカメラを持っているあの人たちを全員羨んだ。デジタルカメラ、私も欲しい。

では、

「デジタルカメラがフィルムカメラより優れている点」

について考えていこうじゃないか。

その場で写真を確認できるとか、後から自分で加工できるとかあるけど、なんといっても画質だろう。ライカM11の6000万画素ってなんだよ。それで手ブレしないってほんと?

あと、デジタルカメラはISO感度が数万とか出るらしい。なにそれ。フィルムは高くて800だぞ(例外で増感とかはあるけれども)。夜中に写真撮れるってこと?最高じゃん。

デジカメを触ったことがほとんどないので、これくらいしか分からない。でもなんか凄そう。世界が広がりそうな感じ。

これは大学生になったら貯金して買うしかないな。30万か40万あればかなり良いのが買えるらしい。


......ん?

そのお金でライカM3と沈洞ズミクロンが買えるじゃん!!!

(↑この記事が好きすぎて永遠に見てる。)

なんだ。自分はまだフィルムカメラがやめられないようだ。フィルムで頭がいっぱいいっぱい。

結論。

「高校生のうちはフィルムを楽しむぞ!」

今回もかなり無理やりのオチになった。でも今はお金もないし、パソコンもないので、フィルムを全力で楽しむのが良いだろう。

...なに?すっぱい葡萄だって?うるさいうるさい!!(なんだかんだでデジカメは欲しい)

次回!

「君もフィルムカメラを始めてみないか?」

このシリーズも最終回!お楽しみに!

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