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好きな絵本を紹介します

本記事は、ニードスタッフが業務や趣味について思うままに書き綴るアドベントカレンダー企画「nide.inc ライトニングトーク部 Advent Calendar」の第23日目です。
nide.inc ライトニングトーク部 Advent Calendar 2020

こんにちは こんばんは 株式会社ニードのさくらいです。
この企画も残すところ、今回含めてあと3回です。もうクリスマスですね。
今回は絵本集めが趣味な私がピックした3冊を紹介します。
気に入ったら家族や友達へのクリスマスプレゼントに、いかがでしょうか。

なぜ絵本を集めているかというと
・絵を描くのも好きだが、絵を見ることも同じくらい好き
・気がつくと本屋で手にとっている
・自分では思いつかない表現にわくわくする、ときめく
・味がある絵が好き

画集やポストカードなど、ビビッときたら買うことにしています。
気がついたら好きなイラストレーターや絵本作家さんが増えて、絵本も多くなっていました。

①MAPS 愛蔵版

ポーランドのイラストレーター兼デザイナーの夫婦が、4年かけて世界を巡って描いた絵本、というか世界図絵です。
(84年生まれの2人だそうで、若くてびっくりしました)
その国の正式名称や国旗・首都・人口・原語・面積などの基本情報から
男女の代表的な名前(日本はみさき/あきら)や、食べ物・その国の有名な人物・名所旧跡・動物など、ありとあらゆる情報が載っています。
行ったことがない土地のそこならではの郷土料理とか風習を知ると、今も遠く離れた土地で暮らす何も知らない人を身近に感じてわくわくしませんかか、、。

旅行雑誌なども好きでよく読むのですが、この絵本はなんとなく聞いたことはあるけど、よく知らなかった国をページをめくるごとに知ることができるので、新しい発見が多くできると思います。
描かれている場所をGoogleアースで検索するとより楽しいですよ。

日本ももちろん描かれています。外国の人からはこう見えるんだなぁと感じられて面白いです。

そしてかなり大きく重量もあるので、読み応えがあります。でかい絵本大好き。コロナで海外旅行に出掛けられない、こんなご時世にはぜひMAPSを!
老若男女問わずオススメです。

②の

の???
のです。まず表紙に惹かれませんか!
画像だとわかりませんが「の」が箔押しになっていてシンプルながら存在感があります。

「の」の言葉で続いていく世界が不思議でかわいらしい。
かわいいんですけれども、絵のタッチがどこか不気味なんですよね。
それも相まって、どんどんページをめくりたくなります。
細かく丁寧な描写もじーっくり眺めていたいです。
私が好きなページは「食器棚の上の段の隅っこのガラスの瓶の」です。
何を言ってるのか、わからないですよね。
絵本だからこそできる表現が詰まっているので、ちょっと気になったら本屋さんで手に取ってみてください。
(表紙から始まる美しい装丁は、コズフィッシュの祖父江さん!)

作者のjunaidaさんの公式HPには
たくさんの作品がアップされていて、どれも素敵です。
トップのメインビジュアルは新作「怪物園」の表紙の絵ですね。

怪物園の特設サイトもありました。スクロールするとかわいいのが横切る!

②しろくまのパンツ

本自体にパンツの形をした紙(カバー?)がかけられています
発想が素晴らしすぎませんか?脱がせるところから絵本が始まります。
発売イベントではこのパンツの着せ替えとしてピンクのドット柄が配付されたらしいです。いいなー。
シロクマがパンツを探すだけのお話ですが、オチはクスッと笑えます。

こちらの絵本は夫婦ユニット、tupera tuperaさんの作品です。

tupera tupera(ツペラ ツペラ)
亀山達矢さん、中川敦子さんご夫婦によるユニット。2002年より活動を開始し、絵本、イラスト、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーションなど、さまざまな分野で活躍中。『しろくまのパンツ』(発行:ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞を受賞したほか、『パンダ銭湯』(発行:絵本館)では第2回静岡書店大賞を受賞するなど、数々の受賞歴を持ち、海外のさまざまな国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組『ノージーのひらめき工房』ではアートディレクションを担当。
公式サイト http://www.tupera-tupera.com/gallery/186.html
twitter  https://twitter.com/tuperatupera


「顔ノート」がベストセラーに選ばれているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


様々な質感の紙をキャラクターの部位ごとに使い分け、
(熊はゴワついた和紙だったり、ワニは厚みがある画用紙だったり)
のりとハサミで制作されています。
tupera tuperaの絵本は仕掛けやオチにユーモアがあって、笑いを誘う作品が多いです。

小学生の時に同じように色画用紙を切り貼りして、動物を大量生産することにハマっていた時期があったのですが
(幼稚園の窓に貼られているようなやつです)
その頃のわくわく感も思い出します。工作大好きでした。

12月29日まで東京で企画展も行われていますよ!
私は駆け込む予定です〜
「tupera tuperaのかおてん.」

終わりに

ただ好きなものを紹介しただけになってしまいました。
大人になると絵本を読む機会は、
子供に読み聞かせる時くらいしか、ないかもしれませんね。
絵本は子供とのコミュニケーションツールですが、
それだけではない楽しみ方も、あると思っているので
気が向いたら読んでみてください。
渋谷のニード社の近くにある森の図書館は海外の珍しい仕掛け絵本もあっておすすめです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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