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第10回 「BLM運動に参加する者達よ! 反骨精神あふれるモハメド・アリに倣え!」


こんにちは。ニダイバナシと申します。

現在、私はランダムに選んだ2単語を題材に記事を書くという企画をやっております。

本日はその記念すべき十回目ということなんですが・・・

早速、単語ガチャ行きましょ〜


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うわあ・・・「アリ」が来ちゃいましたね。 これは間違いなく「蟻」のアリですね。

これじゃあ反骨精神の記事は書けないなあ。

でも!ここが私の腕の見せ所! 強引解釈でごり押します!

さあ、行きましょう。今回のタイトルは「BLM運動に参加する者達よ! 反骨精神あふれるモハメド・アリに倣え!」です。


1. 激化する黒人差別反対運動

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アメリカでのジョージ・フロイド氏の死亡事故を皮切りに世界中で巻き起こる差別反対運動ですが、現在はその当初の目的が雲散霧消になりつつあります。

運動中期には、デモを大義名分に暴動を起こす輩たちが続出しました。ジョージ・フロイド氏の弟が暴力行為の制止を訴える中、その努力と誠意に反してアメリカ各地で「世紀末的」ムーヴメントの動きが広がっていきました。

現在は黒人云々に関わらず、世界各国でいわゆるポリコレ的な議論を巻き起こしています。

当初は聖人的意義を掲げていたこの運動ですが、今となってはそれもうやむやです。今一度その目的を再確認するため、その生涯のなかで黒人差別反対運動に精力的に取り組んだモハメド・アリの生き様を、今回は見ていきましょう。


2. モハメド・アリ、 最大のライバル

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「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

その言葉の通り、見惚れるようなフットワークと圧巻の強さで人々を魅了し続けた最強のボクサー、モハメド・アリ。

彼はその生涯で数多くの「戦士」たちとしのぎを削ってきましたが、その中でも最も手強かった敵は「人種差別」でしょう。

アリが活躍した時代、アメリカでは今以上に凄まじい黒人差別が横行していました。肌の色だけで飲食店に入ることが禁じられたり、公共交通機関の使用が妨げられたり、など彼らにとっては最低の生活環境でした。

そのような状況の中でも、アリは黒人たちを鼓舞する言動を止めることはありませんでした。ここでいくつか彼の格言を紹介いたしましょう。

「私の使命は3000万人の黒人たちに自由をもたらすことだ。」(モハメド・アリ)
「俺が闘うのは自分のためじゃない。同胞たちのためだ。アメリカでコンクリートの床で寝泊まりし、福祉の世話になっている人たち、食べる物にも困り、暗い将来しか描けない黒人たちのためだ。」(モハメド・アリ)


3. モハメド・アリの精神に見習え!

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モハメド・アリはメダルを川に投げ捨てたり、などその言動が色々と話題になっていました。

しかし、今のBLM(Black Lives Matter)運動に勤しむ一部の過激派とアリとの決定的な違いは「暴力に訴えることをしなかった」という点でしょう。

数々の差別を受けて負の感情をその精神に溜め込んだとしても、アリがそれを力として振るうことはありませんでした。無論、プロボクサーだから、という理由もありましょうが、人種差別という強敵に力ではない手段で立ち向かったということもまた事実です。

今問題になっている暴徒たちは、彼の精神に倣うべきでしょう。我々には想像もし得ないひどい待遇にまみれた人生だったのでしょうが、暴力に何かを成したとしても、それは正の歴史としてではなく負の歴史、犯罪としてのみ人々は記憶します。

本当にこの状況を打破したいと願うなら、モハメド・アリがかつて歩んだ「栄光の道」を一歩一歩着実に進むべきなのです。


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最後まで読んでいただき、誠に有難うございます。
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私がやっている企画に関しては以下の記事をご参照ください。


参考文献

- 濵田理央: 『アスリートは人生をかけた、黒人差別と闘うために。モハメド・アリや伝説の表彰台抗議が紡いだ闘いの記録』, HUFFPOST, 2020年7月3日, https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ef41a39c5b643f5b22f1fda











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