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第6回 「扁桃腺ってどうして漢字に"桃"が入るのかァ?」


こんにちは。ニダイバナシと申します。

ランダムに選んだ2単語から無理矢理に記事を作るという企画(詳細は以下参照)をやっておりマス。この企画も習慣みたいになってきましたわ。


そんんんな訳で単語ガチャ行きましょう。

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おお〜。これは相性良さそうなのが来ましたね…? いや、あんまりに相性が良すぎてもこの企画の味が出なくて困っちゃいますね(ヤラセ)。

どんな状況でも記事を執筆するのが私の定め!

さあ、行きましょう。今回のタイトルは『扁桃腺ってどうして漢字に「桃」が入るのかァ?』です。



1. そもそも扁桃腺ってナァニ?


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喉痛いなあ〜風邪こじらせたかなぁ〜なんて思って、病院に行ったら「扁桃腺腫れてますネェ」ってお医者さんに言われるってこと、たまにありますよね。

それ言われるたびに「ほお… ナニソレ?」ってなりません? あれ私だけ…?

なるよね? 

・・・

なります!!!!(強引)

扁桃腺とは、舌の根っこ側にあるコブのような形をしたリンパ組織のことを指します。その役割は「細菌・ウイルス等から身体を守る免疫」です。口から侵入した菌たちが扁桃腺に辿り着き、そこで大増殖した場合に「扁桃腺炎」になるという訳なんです。


2. どうして漢字で書くと「桃」が入るの〜?


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扁桃腺って身近な単語ではありますが、漢字で書かれているの見ると、どうして「桃」の字が入っているんだろうと思ったことはないでしょうか。

先ほど扁桃腺の簡単な説明をしましたが、そこからは一切の桃要素は感じなかったですよね?

じゃあなにゆえに「桃」という漢字が使用されているのでしょうか。そのヒントは「桃」だけでなく「扁桃」の二文字で一つのものを表しているということです。

「扁桃」 みなさん、これ「へんとう」以外になんと読むか分かりますか? 


・・・

正解は・・・「アーモンド」です!!!

…え? あんまりしっくり来てない? 確かにアーモンドを意味するのは分かったけど、ソレがなんで扁桃腺に使われているのか、には直結していませんね。

でも、その真相は単純です。アーモンドと扁桃腺とがその形状において似ているからです。

ほんと〜?って思ったでしょ。証拠写真を見せましょう。

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う〜ん。そうかなあ。

扁桃腺の画像はリアルのやつだとグロテスクみが深かったので、イラストにしましたが、特にリアル写真を見ても「アーモンドっぽいな」とはなりませんでした。

昔の人の感性ってすごいですね。星座とかもほとんどソレには見えませんもん。現代の我々の想像力が退化したってことにしときましょ。


3. まとめ


今日は扁桃腺の漢字になぜ「桃」が使われているのか、という謎について見てきましたが、どうだったでしょうか。

「桃」じゃなくてアーモンドだったんですねえ。でも普通、体の部位に名前つけるのに食べ物の名前使います? 次からその食べ物食べるのちょっと嫌になるでしょ…

まあ、それは置いといて。

今回のテーマは非常に小さな疑問で、正直放っておいても、知らなくとも人生にそんな影響しない知識かもしれません。しかし、そういう寄り道的知識が我々の人間性を豊かにしてくれるのです。みなさん、少しでも引っかかったら調べる癖をつけておくと、人生が1.5倍くらいには楽しくなるかもしれませんよ。

年寄りの小言でした。てへ。


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私がやっている企画に関しては以下の記事をご参照ください。


参考文献

-  小林製薬株式会社: 『ハレナールはどんな時に飲むの?』, https://www.kobayashi.co.jp/brand/harenurse/mechanism/

- 千葉市医師会: 『重症化に注意! 「扁桃腺の腫れ」』, 2016年12月13日, https://www.chiba-city-med.or.jp/column/076.html#:~:text=%E6%89%81%E6%A1%83%E8%85%BA%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E8%88%8C,%E3%81%AF%E7%99%BA%E7%86%B1%E3%82%92%E4%BC%B4%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82







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