みんなの社会部 犬山まちづくり自主学校

「みんなの社会部」は、一人ひとりが暮らしやすい社会について、みんなで知恵を寄せ合って考…

みんなの社会部 犬山まちづくり自主学校

「みんなの社会部」は、一人ひとりが暮らしやすい社会について、みんなで知恵を寄せ合って考える場「まちづくり自主学校」を開催しています。 愛知県犬山市を中心に活動する「NPO法人にこっと」の部活の一つです。 https://nicotto2525.org/

最近の記事

出張講座・ワークショップ講師派遣

⾃分たちの暮らしやまちをもっと良くしたいと思ったときに、どんなアプローチをすればいいのかわからなくて困ったことはありませんか。 ⼀⼈ひとりの興味関⼼、困り事は、⾃分だけのことではなく、社会のことにつながります。「わたし」の不便、不⾃由を、⾃分だけのわがままや⾃⼰責任にしまい込むのではなく、突き詰めて考えてみる。その背景にはきっと社会の仕組みや課題が⾒えてくるはずです。 本講座・ワークショップは、NPO法⼈にこっと「みんなの社会部」と、社会 を 選ぼう。政治 と 暮らし を つ

    • 犬山まちづくり自主学校(第3期)第4回「あったらいいなワークショップ」学校のなかの対等性を保つには?(続き)

      あったらいいなワークショップ。タイムアップとなりましたが、その後も時間のある人たちで「学校のなかで対等性を保ちたい!」という課題について、さらに話を続けます。 前半で話した内容 前半で話した内容のおさらいです。 ▶︎最終ゴールは「人々が対等になること」 ▶︎Stage1 前提:対等であるためには、相手を尊重する必要がある ▶︎Stage2  提案:先生、生徒、保護者の三者会議をやってみる。 ▶︎Stage3 分析:相手側の土俵に立ち、どうやったら理解、納得してもらえるか

      • 犬山まちづくり自主学校(第3期)第4回「あったらいいなワークショップ」

        3月17日(日)犬山まちづくり自主学校(第3期)第4回(最終回)「あったらいいなワークショップ」を開催しました。講師は尾張旭市議会議員で、出産議員ネットワーク事務局長もつとめられ、主権者教育プロデューサーの大島もえさん。もえさんは犬山まちづくり自主学校の第一期からずっと講師として関わっていただいております。 犬山まちづくり自主学校(第3期)の振り返り 講義の前に、まずは今年度のまちづくり自主学校で学んだことの全体の振り返りを進行役から行います。 第1回目「同意」(講師:

        • 犬山まちづくり自主学校(第3期) 第3回「男女共同参画ってそもそも何のこと?」

          3月10日(日)まちづくり自主学校(第3期)第3回「男女共同参画ってそもそも何のこと?」を開催しました。講師は前回に引き続き名古屋大学法学部の田村哲樹さんです。 私たち「みんなの社会部」は、はじめ「男女共同参画部」という名前でした。 でも、この「男女共同参画」というのがどうもよくわからない。英語では「Gender Equal Society(ジェンダー平等社会)」で、それだったらジェンダーにまつわる差別をなくした平等な社会を目指すということでわかりやすいのだけれど、「男女共

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          犬山まちづくり自主学校(第3期) 第2回「ジェンダーと家族・社会の関係は?」

          2月18日(日)まちづくり自主学校(第3期)第2回「ジェンダーと家族・社会の関係は?」開催しました。講師は名古屋大学法学部で政治学を教えられ、熟議民主主義やジェンダーについても研究されている田村哲樹さん。田村さんは名古屋大学の男性職員で初めて育児休業を取得され、愛知県の「あいちイクメン・イクボス応援会議」座長も務めていらっしゃいます。 家族とはどんな関係・場所なのか まずは家族とはどんな関係・場所なのかということを確認します。 「家族」には、仲がよくて、愛情に満ちて、明る

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          犬山まちづくり自主学校(第3期) 第1回「同意って何?」

          2月4日(日)、「まちづくり自主学校」(第3期)第1回こどもと大人のためのオンライン学びの場「同意って何?」を開催しました。参加者は小学生(高学年)から、中学生、高校生、大人という幅広い年代の方々です。 講師は元・保健室の先生で、性教育講師や思春期保健相談士として、全国各地で講演や授業、研修などを行っておられる、にじいろ・中谷奈央子さん。 モヤモヤ体験 はじめに中谷さんのモヤモヤした体験について、いくつか例を挙げて話していただきました。 たとえば、親しかった友達に打ち明

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          犬山まちづくり自主学校(第3期) いよいよ募集開始です

          まちづくり自主学校(第3期)がいよいよスタートします。 今年度は2月、3月の開催です。 それってそもそも何ですか? 男女共同参画、ジェンダー、同意・・・ 最近いろいろ耳にするけど、それってそもそもどういうこと? 大事なことだと思うのだけど、意外と知らない、今さら聞けない。 そんな気持ちに一から応える講座&対話のイベントです。 最終回は、学びと対話を通じて考えた「あったらいいな」を実現するためのワークショップを開催! 学び❶ 同意って何? オンライン講座&対話 2月4

          犬山まちづくり自主学校(第3期) いよいよ募集開始です

          身体と心を守るおやくだち情報

          3/12の講座に合わせ、参加特典として配布した、みんなの社会部がセレクトした身体と心を守るおやくだち情報を公開します。皆様の参考にしていただければ! 1 Sexology ユネスコの「国際セクシュアリティガイダンス」に基づいて作られた、スマホで読める性の教科書。福田和子さん監修。 2 セイシル〜知ろう、話そう、性のモヤモヤ 10代の若者が抱える性のモヤモヤにこたえる中高生向けWebサイト。性によりそい、性に向き合う力を育みます。 3 I lady. 国際協力NGO「ジ

          身体と心を守るおやくだち情報

          3/12(日) まちづくり自主学校 第1部 福田和子さん『なんでないの? 心と身体の自己決定とは』 第2部 犬てつ『てつがく対話 はずかしいって何?』

          犬山まちづくり自主学校。2022年度最後の締めくくりに、第1部では講師に「#なんでないの」プロジェクトの福田和子さんをお迎えし、『なんでないの? 心と身体の自己決定とは』を開催しました。 20名の募集で開始したところ、40名近くの応募がありました(そのうち中学生がなんと8名)。 福田さんがスウェーデンに留学した体験から、日本には何がないと感じたのかを、具体的な例を元に説明してくれました。 ①成長の段階に応じた包括的性教育(知識ー態度ースキルをセットで教える) ②避妊への多様

          3/12(日) まちづくり自主学校 第1部 福田和子さん『なんでないの? 心と身体の自己決定とは』 第2部 犬てつ『てつがく対話 はずかしいって何?』

          3/12 開催 第1部 講座「なんでないの? 心と身体の自己決定とは」 第2部 哲学対話「恥ずかしいって何?」

          【満員御礼】 おかげさまで大変ご好評をいただきありがとうございます。 1部、2部とも申し込みを締め切らせていただきました ーーーーーー 犬山まちづくり自主学校2022 3月のイベントの募集が始まりました! 世界の中でも先を行く 北欧の性教育から学ぶ 自分を大切に、自分らしく生きる方法。 第1部)「なんでないの?心と身体の自己決定とは」 自分を大切に、自分らしくと言うけれど、実際にどうやったら大切にできるんだろう? 誰もが自分らしく生きるために必要な、心と身体の自己決定

          3/12 開催 第1部 講座「なんでないの? 心と身体の自己決定とは」 第2部 哲学対話「恥ずかしいって何?」

          【声をとどける case4 パブリックコメント】

          まちづくり自主学校では3月12日(日)に「#なんでないの」プロジェクト代表の福田和子さんを講師に迎え、「なんでないの?心と身体の自己決定とは」と題するオンライン講座を開催します。 包括的性教育とSRHR(リプロダクティブ・ヘルスアンドライツ=性と生殖における個人の自由と法的権利)。 世界のスタンダードとなりつつあるこうした権利が、日本ではなかなか手に入ることが難しい状況です。 そうしたなか、どうやって自分と大事な人の心と身体を守っていくか、どうやって声をあげていくことができ

          【声をとどける case4 パブリックコメント】

          まちづくり自主学校(第二期)第4回立案WS「提案する」

          1月17日(火)、第4回立案ワークショップ「提案する」(@市役所2F)を開催しました。 いよいよワークショップの最終回です。 これまでの3回のワークショップを通じて、考え、調べ、吟味してきた課題を、相手に伝わるように、「提案する」にはどうすればよいでしょう。 やればやるほど情報が増えてきました。それをどう整理して発表するか。まずは講師の大島もえさんよりこれまでのワークショップで何をやってきたかのおさらいです。 1日目 どんな場面で自分の想い(問題に対する気づき、傷つき)

          まちづくり自主学校(第二期)第4回立案WS「提案する」

          まちづくり自主学校(第二期)第3回立案WS「提案書を作る」

          12月20日(火)、第3回立案ワークショップ「提案書を作る」(@市役所2F)を開催しました。 まずはもえさんから、これまでの復習として、前回までのWSでやってきたことについて、「学校の内科検診で同性の医師に診てもらいたいな」というサンプル例をもとに、具体的かつ俯瞰的に解説いただきました。 1回目のWS「課題を見つける」では、図Aの部分にあたる自分にとっての困り事を、自分に蓋をしないで言語化することを行いました。 2回目のWS「情報を集める」では、図BCDの部分にあたる、

          まちづくり自主学校(第二期)第3回立案WS「提案書を作る」

          尾北ホームニュースに記事掲載いただきました

          毎週金曜発行の尾北ホームニュースで、まちづくり自主学校をとりあげてくださいました。(2022年12月2日付) 2回目ワークショップの取材をいただき、わかりやすくまとめていただいております。

          尾北ホームニュースに記事掲載いただきました

          まちづくり自主学校(第二期)第二回 立案WS「情報を集める」

          11月15日(火)、第二回目 立案ワークショップ「情報を集める」(@市役所3F)を開催しました。 参加者のみなさんには、取り組む課題を一つに絞ってくることと、それに対する解決策と、行政に望むことなどを整理して書いてくるという宿題を出していました。一回目を終えて振り返ってみるなかで、最初に出した問題ではなく、より取り組みやすい身近な問題に変更された方もいらっしゃいます。 まずは各参加者からまとめてきた内容について説明をしてもらい、それについてもえさんがコメントをします。今回

          まちづくり自主学校(第二期)第二回 立案WS「情報を集める」

          まちづくり自主学校(第二期)第一回WS「課題をみつける」

          あったらいいな はじめの一歩 みんなの社会部が昨年度からはじめた「まちづくり自主学校」。 第二期・立案ワークショップ4回講座がはじまりました。 10月18日(火)、第1回目「課題をみつける」 を余遊亭にて開催しました。 講師は先月の「みんなの公民講座」に引き続き、大島もえさん。 このワークショップで目指すことは、何かの「問題」があったときに、それを解決する方法を「要望」として相手に丸投げするのではなく、問題を分解し、内容を吟味し、問題を解決するべく「課題」を抽出し、情報を

          まちづくり自主学校(第二期)第一回WS「課題をみつける」