見出し画像

漫画みたいな現実を考える

あなたは、

「なぜ働いているんですか?」「なぜ勉強しているんですか?」

と聞かれたら何と答えますか?


多様な答えが返ってきそうですが、どの答えも最終的には

「生きるため」につながるのではないでしょうか。

もしくは、「”よりよく”生きるため」かもしれません。


僕たちが生きるために重要な3要素は”衣・食・住”と言われています。

この3要素を充実させるためにみんな、仕事したり、勉強していると思うんですね。



資源依存

日本の食料自給率は平成30年度で37%です。

残りの63%は輸入ベースです。

つまり働いて稼いだお金と引き換えに外国から食料を得ている

という事実があります。


ちなみにランキング化すると

1位はカナダ(264%!)

2位はオーストラリア(223%)

3位はアメリカ(130%)で、

カナダは日本の約7倍の自給率。


日本という国は、食べ物に支払うためにキャッシュを日々稼いでいる状態です




これからの可能性

そして、連日のコロナウイルス拡大の件。

遂に日本も爆発的な拡大の動きが出てきて、

それに対して対策を実施し始めています。オリンピックも延期になりました。

「は?これ漫画やん」

ていう状況がまさに現実として目の前にある。


テレビや新聞からの情報以外にも、個人レベルで情報発信ができる今、

SNSなどYouTubeなど、過去にこれほど膨大な情報が錯そうして

世界中が混乱していたことがあったでしょうか。

誰もが先の見通しがつかない、そんな状況。

トイレットペーパーや食べ物の買い占め。売り場がスッカラカン。

世界各国で入国制限や出国制限。


ここまで来たら今後、食べ物や原油の輸入がストップ

なんて漫画みたいなことも考えられます。

もしそうなった場合、これまで食べ物から何から生活のいろんな部分を

キャッシュと引き換えに外国からの輸入に依存してきた僕たちは、

どれだけキャッシュを持っていようが支払う先がないので、

もはやお金を持っていてもしょうがないわけです。

「頼む!その大根100万円出すから分けて!」
「いやこっちも今食べてく分しかないし、お金もらってもしょうがないんですわ。
今はお金よりどれだけ大根もってるかでしょう」
「やべえ、もうお金を追いかけてもしょうがない、食べ物作るぞ!!」

っていう漫画みたいな現実が、来るかもしれません。

お金の価値より、そのもの自体の価値が圧倒的に高くなる。


その時に、日本でどれだけの人が米や野菜、食べ物作れますかって話になると思うんですよ。



田舎は最強か

「田舎には何もない」

とよく言われますが、

僕に言わせれば、田舎には何でもあります。生きる術がある。

都会ではお金を払わないと手に入らないものでも、

田舎では自分で作れたりする。または「ないから作りました」的スタンス。

食べ物もそう。家庭菜園、近所からもらう…とか。

街中では厳しい焚火もできる。電気やガスの供給が止まっても

火は起こせるので暖は取れる。調理ができる。明かりにもなる。

敷地が広いから大音量で音楽かけても近所迷惑にならない。


旬の新鮮な食べ物を作ること、食べることも娯楽。

川や海で遊ぶ、魚を釣ることが娯楽。

街灯もほとんどない夜、広い空に星を眺めることが娯楽。

焚火で火を眺めることが娯楽。登山が娯楽。サーフィンが娯楽。


田舎でできることは、生きることに直結していると思うんです。

ある意味、突き詰めれば毎日キャンプですしw

だから面白い。生きてるって感じがする。「これよこれ!」感。


もしもの緊急事態の時にこういうことがスッとできるか、

今までできていたか、でその先が変わってくると思うんです。


今後、マジでどんなことが起こるかわかりません。

「これ、漫画とか映画だけの話じゃなかったん…?」

てことがどうやら平気でやってきそうです。


その時に今までどこにどれだけ依存していたかを実感する。

実家を出て一人暮らしをして初めて親の存在の大きさがわかる、

みたいな感じですかね。(どうかな)



だから、みんなで生きましょう。

話しましょう。

良いと思ったことはシェアしていきましょう。

生きる術、考えていきましょう。




今日も阿蘇は美しい。

画像1


いただいたサポートは、僕が応援したい人のために使わせていただきます。よろしければお願いします!