見出し画像

ヴィム・ホフ・メソッド is so coooool

ヴィム・ホフ・メソッドとは

明治 R-1というドリンクのCMを覚えている方もいらっしゃるかもしれないですが、この御方がヴィム・ホフさんです。

通称アイスマンとも呼ばれており、この2018年に本が出版されたり、

ネットフリックスの番組でも「冷やされて癒される」とピックアップされたり。

そして、プログラム化されていたのが、そう、ヴィム・ホフ・メソッドです。
このプログラムを一言でいえば、呼吸法と冷水シャワーの自主トレを経て、150kgの氷水でキンキンに冷えたアイスバスに浸かり、プチ超人化します。
It' so cooooolです。


ヴィム・ホフ・メソッドで得た身体感覚

プログラム全体、当日のセッションを通じて、身体レベルで感じとれたことはメモしなくても忘れられなそうです。身体が知ってしまうと、もう知る前の身体には戻れない感じです。

そのような身体感覚に根ざしてしまったことを言語化するのが、なかなかむずかしい、言語化しようもないこともありますが、今後受けてみたい方のために、あくまで参考程度の主観的なメモ程度です。

・呼吸リズムによって、脳や手足の感覚、時空間の認識にアプローチできる
・冷水シャワーによって、恐れや不安、評価判断なしの本質を体得する
・アイスバスによって、凝り固まった自己が溶ける

・呼吸リズムによって、脳や手足の感覚、時空間の認識にアプローチできる
今回の呼吸法は、こういうやり方、ペースが決まっておりました。

ふだん実践しているマインドフルネス瞑想は、自分のペースで、自分なりのやり方でを重視しており、決まったお作法に従っていたわけではないので、新鮮な感覚です。

意図をもって、この呼吸法をすることで、こういう状態になるという、脳や身体のメカニズム、自律神経がはたらきだし、ホルモンや血流、神経に作用できるのが、身をもって体感できました。


・冷水シャワーによって、恐れや不安、評価判断なしの本質を体得する
冷水シャワーは3週間の自主錬を積み重ねて、ようやく慣れてきた感覚があります(春先で暖かい季節になってきたから説もあり)

冷水シャワーで身構える、頑なになるのは、身体反応としては正常動作のはずですが、なぜそのような反応になるかと思うと、恐れや不安という評価判断ありありの思考がそうさせるのではないかと、思うに至りました。


アイスバスによって、凝り固まった自己が溶ける
当日、150kgの氷水を目の前にして、怖い感覚はほとんどなかったので、一番のりで3人組で入水しました。

「最初の30秒が肝心!」と声をかけていただいてましたが、気づいたら息が止まっていた、止めてしまっていたのに気づきました。このまま息が止まっていたら、パニくっていたでしょう。。

ふと我に返り、ふぅーふぅーとやさしく息を吐きながら、足の親指の上に氷の塊があることを認知し、両腕がしびれを通り越して、痛い感覚もありながらも、親指の氷が若干溶けている?と感じたときに、「ああ、自分も氷といっしょだ、むしろいろいろ固まっていたかも。やさしくなれば、氷といっしょに溶けるだけだ」と感じた瞬間に、すーっと静寂が訪れました。

このタイミングで、この身体感覚を得たいために、このヴィム・ホフ・メソッドに申し込んだんだなと、すーっとつながりました。

ヴィム・ホフ・メソッドで得た気づき

プログラム全体、当日のセッションを通じて、思考レベルで感じとれたことはメモしておかないと忘れそうです。

・横隔膜マッサージのおかげで、肺を大きく使えるようになった
・がんばらない、ふんばらないWEDGEの感覚をつかめた
・幸せ系ホルモンの最適ポートフォリオを見出したい気持ちになった


・横隔膜マッサージのおかげで、肺を大きく使えるようになった
いままでマインドフルネス瞑想をお伝えしてきたときには、呼吸の注意の向け方、呼吸するときの姿勢にフォーカスし、呼吸時の肺の使い方、肺をより使えるようなアプローチはお伝えしていませんでした。

横隔膜にぐっと指をつっこみ、1分程度マッサージするだけで、肺=胸まわりと思っていたところが、肺=肩~背中、お腹の下まわりまでの感覚になり、呼吸法のときには、一呼吸一呼吸が格段と大きくなりました。

この呼吸法じゃないときの呼吸は、まだ浅い気がしますので、自主錬を重ねるのみ。


がんばらない、ふんばらないWEDGEの感覚をつかめた

冷水シャワーの身体感覚のとおりですが、ここぞというときに、がんばらない、ふんばらない、力まないというWEDGEの感覚をつかめたことは、これからの自分の味方になってくれる気がします。

これまでも「ゆるさ」を大事にしてきましたが、ゆるいの言葉の裏側にあるもの、ゆるい=しなやかさ、レジリエンスであり、ポキッといかない強さがあることを信じていたからでした。

今後は不必要なマウンティング合戦も避けられそうです。


幸せ系ホルモンの最適ポートフォリオを見出したい気持ちになった
セロトニン、ドーパミン、オキシトシンなど、いわゆる幸せ系ホルモンと呼ばれる脳内物質がいろいろあります。

いまの世の中は、一人ひとりの環境や状況は違えど、ドーパミン漬けだったり、ノルアドレナリンで追い込まれたり、、全体バランスを欠いている状態と言えそうです。

幸せ系ホルモンのバランスを整える、自分、人間、社会にとっての最適ポートフォリオを見出すことがサスティナブルなウェルビーイングに直結するんだなあ、と。このあたりは、いろんな方々と議論や対話していきたいです。


追伸:
アイスバスの中では、kindleを読んで平常心を保てるわけなく、完全に無理でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?