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『歴史思考』を一気読みした

発売5日にして2万部の増刷、重版出来(言ってみたいだけ)、2022年のベストセラーになるだろう『歴史思考』を年度末から年度明けにかけて一気読みしました。


『歴史思考』に出会うまで

昨年秋、高野山マインドフルネス研修というスペシャルツアーを開催し、
高野山下山後に、空海のことをもっと知りたい!と思い、とあるコミュニティにてお尋ねしたところ、『歴史思考』の編集者ひのさんにコテンラジオの最澄と空海をレコメンドいただきました。

もちろん速攻でハマりました。その後、Linkedinニュース編集部ライブや、

Wisdom Commons Labのウェビナーなど、深井さんの追っかけになり、

もちろん、発売日に読めるようKindle予約とダイヤモンド編集記事ウォッチという、歴史的に必然な流れゆくままに、今に至ります。


『歴史思考』で得た気づき

とりあえず、ケンタッキーフライドチキンを食べたくなったのは、誰にでもある気づきかと思いますが、私にとって、ハッとさせられたのは3つ。

1)メタ認知を高めるには、マインドフルネスの一本足打法だけではない
2)現代の価値観に囚われて評価判断しまくっているのは、大したことない
3)私たち一人ひとりが歴史の一部であることを思い知った

全コテンラジオを制覇したり、自分でも歴史を観察していくことで、気づきもかわっていきますが、この視点をもてるようになれたのはデカいです。

1)メタ認知を高めるには、マインドフルネスの一本足打法だけではない
2016年夏に、ヤフーにてメタ認知トレーニングを開始し、
2022年春に、サイバー大学の「マインドフルネス入門」でも、
メタ認知! メタ認知!! メタ認知を高めるにはマインドフルネスが有効です!とと声を大にしてきました。

もちろん有効的なアプローチのひとつではありますが、マインドフルネス実践だけが唯一無二のメタ認知を高めるアプローチなわけありません。

歴史思考でいう100年単位、1000年単位の大局観からみるという、
メタ認知の観察は、私にはまだまだ足りていなく、新たな視点を獲得することができました。

果てしない宇宙へ想いを馳せるのも同じかもしれません。

2)現代の価値観に囚われて評価判断しまくっているのは、大したことない長年、私を苦しめていたのは、
・時間や約束を守るべし
・スキルを高める、能力を磨くべし
・人間関係は良好であるべし
など、現代の当たり前と思われている価値観に囚われ、縛られていることでした。

それを守れていない人を、評価判断しまくる(できる/できないのレッテルを貼る)、場合によっては見切ることもあり、つい最近まで、マインドフルネス実践しているにも関わらず、ジャッジメントしまくっている自分がいることに気づき、恥じました。

なぜそのように至ってしまったのか、メンタルモデルの深堀りをしようと試みてはいたものの、何かしら固いガードがありそうだということころまでわかりました。

しかしながら、『歴史思考』を読むことで、苦しみは一掃され、
まったく大したことではなかった、という安堵とともに肝がすわりました。

3)私たち一人ひとりが歴史の一部であることを思い知った
「人は生きているだけで99%の価値がある」という言葉がどこかにあったかと思いますが、自分の誕生は、先祖代々の一人も欠けることなく、出会い、別れの奇跡的な産物です。

昨年夏あたりに、戸籍を頼りに家系図をつくったことがあり、明治初期まで数代上にさかのぼるだけで、何十名の名前があり、自分も歴史の一部であることを体感しました。

『歴史思考』を読んだことで、家系図だけではなく、私のふとした一言が誰かに影響を与えたかもしれないし、私の踏み込んだ行動が誰かの誰かに影響を与える可能性もありえる。

そう思えると、風が吹けば桶屋がもうかる並みの、複雑なシステムが働きだし、私たちが存在が地球の歴史、世界や日本の歴史に影響ないわけない、と思えるに至りました。


と、このnoteも歴史の一部なることを意図し、一気読みした感覚でした。
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