見出し画像

ナチュラルボーン殿様

『偉大なる、しゅららぼん』
を読みました。

琵琶湖の畔で繰り広げる、
笑いと涙と超常現象のカクテルです!


偉大なる、しゅららぼん
万城目学 (著)

高校入学を機に、
琵琶湖畔の街・石走にある
日出本家にやって来た
日出涼介。
本家の跡継ぎとして
お城の本丸御殿に
住まう淡十郎の
“ナチュラルボーン殿様”
な言動にふりまわされる
日々が始まった。
実は、日出家は琵琶湖から
特殊な力を授かった一族。
日出家のライバルで、
同様に特殊な「力」をもつ
なつめ家の長男・棗広海なつめひろみと、涼介、
淡十郎が
同じクラスになった時、
力で力を洗う戦いの
幕が上がる……!

偉大なる、しゅららぼん
万城目学 (著)
Amazonより

主要登場人物

日出家(ひので家)

日出涼介
主人公の一人。
高校生で、日出家の分家の出身。
不思議な力を持つが、
普通の高校生活を送りたいと
願っている。

日出淡十郎(ひのでたんじゅうろう)
もう一人の主人公。
高校生で、日出家の本家の跡取り。
「ナチュラルボーン殿様」
と呼べるほど落ち着いた性格。

日出清子(ひのできよこ)
通称「グレート・清子」。
淡十郎の姉。
非常に強い能力を持ち、
白い馬に乗って城に
ひきこもっているらしい。

棗家(なつめ家)

棗広海(なつめひろみ)
日出家のライバル家である
棗家の一員。
涼介や淡十郎と同じクラスの
高校生。

その他の登場人物

早見沙月(はやみさつき)
校長の娘。
淡十郎が恋をする相手だが、
彼女は広海に恋をしている。

藤宮冬子(ふじみやとうこ)
日出丹九郎(ひのでたんくろう)
棗長海(なつめながみ)
棗の母(なつめのはは)
日出洋介(ひのでようすけ)
棗紫音(なつめしおね)
葛西(かさい)
日出丹八郎(ひのでたんぱちろう)
源次郎(げんじろう)
早見義春(はやみよしはる)

________________

湖底のファンタジー、
高校生の日常

まず、琵琶湖に秘められた
力があるって?そりゃもう、
ブラックバスだけじゃないですよ。
この本を読んだら、
次に琵琶湖に行ったときは、
水面をじっと見つめて
「おーい、湖の民よー」って
叫びたくなること間違いなし!

ナチュラルボーン殿様の登場
さて、ここで主役の一人、
淡十郎くん。
高校生にしてはちょっと
悟りすぎじゃない?まるで前世が
徳川家康だったんじゃないかって
くらいどっしり構えてます。
彼の「ナチュラルボーン殿様」
っぷりに、周りの人たちはきっと
「いやいや、
お前それ素でやってんの?」って
思ってるはず。

青春×超能力=?

普通の高校生活を送りたい
主人公の涼介くんと、
殿様気質全開の淡十郎くん。
この組み合わせ、
もはやシュールレアリズム
の域です。
涼介くんの心の声が
「いやいや、おかしいだろ」って
突っ込みまくってるのが
目に浮かびます。

予想外の展開
そして、どんでん返し!
意外な人物が超パワー持ってました。
まるでドラゴンボールの
悟空が実は宇宙人だった的な衝撃。

結論:琵琶湖、侮るなかれ

この本を読んだ後の教訓。
琵琶湖、ただの湖と思うなかれ。
次に訪れる時は、ちょっと
違った目で見てしまうかも。
もしかしたら、
水面から「ようこそ、湖の民よ」
って声が聞こえてくるかも
しれません。
聞こえたら、
その場で土下座するのが
マナーです(嘘です)。
万城目ワールド、ここに極まれり!
琵琶湖の水を飲んだら、
あなたも特殊能力者に...
なんてことはありませんが、
この本を読めば、
きっと笑いのツボが活性化
されること間違いなしですw

Kindle版

Audible版

30日間無料
オーディブル登録はこちら
👇

プライム会員限定
3ヶ月無料キャンペーン
👇

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

#私の本棚
#本
#読書
#勝手にオススメ本
#オーディブル
#朝のルーティーン
#偉大なるしゅららぼん
#万城目学





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?