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私の推し♥️


あたしには、
みんなが難なくこなせる
何気ない生活もままならなくて、
その皺寄せに
ぐちゃぐちゃ苦しんでばかりいる。
だけど推しを
推すことがあたしの生活の
中心で絶対で、
それだけは何をおいても
明確だった。
中心っていうか、背骨かな。

勉強や部活やバイト、
そのお金で友達と映画観たり
ご飯行ったり洋服買ってみたり
普通はそうやって人生を彩り、
肉付けることで、
より豊かになっていくのだろう。
あたしは逆行していた。
何かしらの苦行、
みたいに自分自身が
背骨に集約されていく。
余計なものが削ぎ落とされて、
背骨だけになってく。

推し、燃ゆ

推し活が、ここ数年前から
流行り始め
推しが居るだけで
生活がキラキラする
そんなイメージ
だった

推しは、生きている
人間だけでなく
2次元の推しも居る

アイドルともまた違った
感覚だと思っていた

「推し、燃ゆ」宇佐見りん(著)

ひとりの女子高生と
「推し」の物語

「推しが炎上した。
ファンを殴ったらしい」

 物語の冒頭。
“推し”と言える存在がいる人は、
このセンテンスだけで喉の奥が
ヒュッと一瞬詰まるのではないか。
それほど殺傷能力がある。

 第164回芥川賞を
21歳の若さで受賞し、
話題となった宇佐見りん氏による
『推し、燃ゆ』。

高校生のあかりの唯一の
生きがいは、
アイドルグループ
「まざま組」のメンバー
・上野真幸を推すこと。
グッズを買い、
インスタライブをチェックし、
彼の発言は全て書き留め、
分析し、彼のメンバーカラーで
身を固めてライブに行く。
学生生活も
家族関係も
うまくいかない彼女にとって、
推しを推すことがすべてなのに、
推しの炎上によって
彼女の生活は次第に崩れ始める。

tree


彼女の生きがいが
推しの居る
生活だとしても、
自分の人生が
豊かになるどころか
どんどん貧相
になっていく
削ぎ落とされて
背骨になっていく

推しの居る生活って
どうなんだろう?

その推しが、炎上まで
しちゃって………

辛い

この本積んでおこう


私の推しは、
ペットのニコ🦖

私の心が揺さぶられる
としたら、
この子が、私の
側から居なくなって
しまう時だろうなぁ…

考えたくない

一生懸命、
自己アピールして
飼い主の気を惹こうと
ギーギー
鳴いてみたり
机の物を、動かないと
わかっていても
一生懸命
動かそうとしてる
笑える…

飽きたら、
飼い主の肩に
止まり
羽繕い
居眠り💤

今日は、
羽繕いの動画撮ろうと
思ったけど

なんか邪魔したくなった
飼い主は
スマホを身体に付くくらい
近づけてみた

案の定怒るんだけど💢
また羽繕いし始めて
またスマホを近づける
を何度かくりかえりして

スマホを噛まれた
怒ったニコ🦖は
なかなか離さない!

やめてー!

あー面白かった

………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

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