マガジンのカバー画像

世界一わかりやすい一眼レフカメラ講座(カメラの基本)

26
このマガジンはデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの基礎知識と技術を身につけるための内容をまとめています。 対象は初心者から中級者です。 現役の大学講師・カメラメーカーでの… もっと読む
このマガジンは写真作例もたくさんご紹介していますので、わかりやすく効率的に知識の整理ができる内容で… もっと詳しく
¥500
運営しているクリエイター

#私のイチオシ

レンズ選びについて

ズームレンズを使えば、自分は動かなくても被写体を大きく写したり、風景を入れながら写すことも出来ます。 (ズームレンズ広角側) (ズームレンズ望遠側) 単焦点レンズは自分が動かなければなりませんが、レンズが小さく軽い物が多いので、アクティブに動きやすく、絞りをズームレンズより小さくできるレンズが多い為、ボケを活かした写真が撮りやすいとお話しました。 このレクチャーでは、撮影シーンによってどんなレンズを選ぶとより撮影しやすいかをお話していきたいと思います。 広角・標準・

ズームレンズと単焦点レンズについて

先程のレクチャーでは、広角・標準・望遠は、それぞれ写す事のできる範囲が違うレンズだと説明しました。 それとは別にレンズには、ズームレンズと単焦点レンズがあります。 ズームレンズは1本のレンズで、広角から標準までさらには望遠まで焦点距離を動かすことのできるレンズです。 (標準ズームレンズ 広角側) (標準ズームレンズ 望遠側) 単焦点レンズは、ズームすることは出来ません。 このレクチャーでは、2種類の特徴をお話していきます。 ズームレンズズームレンズは自分はその場

ヒストグラムの見方について

ヒストグラムとは撮影後の画像を再生したのち、背面モニターの表示を切り替えていくと、山なりのグラフを確認することができます。 このグラフは「ヒストグラム」と言って、一枚一枚の写真の明るさを確認するための画素の分布図です。 デジタル画像は、様々な明るさの画素の集まりです。 画素は、英語で言うとピクセルと呼ばれ、一つ一つの細胞を意味します。 写真を拡大していくと、画素は色のついたドットの集合だと良くわかると思います。一枚の写真は、暗い画素から明るい画素までが集まってできている

ISO感度ついて

目の前の風景を写そうと思った時に、カメラでは絞りとシャッタースピードをもちいて、適正露出で写るように計算します。 その上でもう一つ欠かすことのできない要素がISO感度です。 ISO感度とはISO感度は、絞りとシャッタースピードのような光の量ではなく、光を感知する感度を指します。 このレクチャーでは、絞りとシャッタースピードの関連性も含めてその特徴をお話していきます。

露出補正について

Aモード・Sモード・Pモードの露出について Aモード・Sモード・Pモードは適正露出になるようにカメラが絞りやシャッタースピードをサポートしてくれます。 ですが、カメラは100%の適正露出を導くことはできません。 例えば、肉眼で見て真っ白なものを撮影した場合、写真は真っ白ではなく少しグレーに写ります。 それは、カメラは「明るすぎる」と判断するからです。

マニュアルモードの特徴について

撮影モードには、何もかもカメラまかせの「全オート」 絞り優先の「Aモード」 シャッタースピード優先の「Sモード」 絞りとシャッタースピードだけカメラまかせの「Pモード」があります。 (今までのnoteにまとめていますのでチェックしてみてくださいね!) 最後は、マニュアルモードについてお話していきます。 マニュアルモードマニュアルモードは絞りとシャッタースピードの両方を自分で決めて撮れるのが特徴です。

画質モードと画像サイズ

画像サイズについて画像サイズは記録する画像の大きさを決めるものです。 画素数に応じて、S・M・Lの3種類があります。 画素数が大きいほど、プリントサイズも大きくなります。 (ニコンD5600の場合) Lサイズは24メガありますのでA2程度のプリントができます。 Mサイズなら、13.5メガ。A3程度がプリントできます。 Sサイズなら、6.0メガ。A4程度がプリントできます。 例えば、はがきサイズにプリントする場合、必ずしもLサイズで撮影する必要はありませんが、撮影した画像

撮影と画像再生

視度調整ができたら、いよいよ撮影していきましょう。 カメラに記録メディアを挿入し、何かを撮影してみましょう。 モード設定 電源をいれて、モードダイヤルをまずは、AUTOにしてください。 被写体にピントを合わせてみます。

視力によって変わる視度調整

買ったすぐのカメラや自分が初めて触るカメラは、まず自分の視力にカメラを調整しなければなりません。 人によって 視力は様々ですよね。 カメラのファインダーも自分の視力に合うように調節しなければ、本当にピントがあっているのか判断できません。 ピントが合えば、「ピピッ」と音を鳴らせる機能を使えばカメラまかせでピントが合っていると判断する参考にはなります。 ですが、まずは自分が撮りたい被写体にきちんとピントがあっているか判断できるように視度調整をしましょう。