
【地域コラボ】学校近くの商店街で

「近くに東北学院大学ができたことで客層にも大きな変化があったと思いますが、商店街として今後のビジョンが変わる予定はありますか?」
この日、グラフィックデザイン(クリエイティブデザイン)科2年生は学校近くの荒町商店街の振興組合理事長へオンラインで質問会を行いました。
地域コラボ実習の一環です。
荒町商店街は素敵な飲食店や酒屋さんなどが立ち並ぶ歴史深い商店街。
そして近くに東北学院大学さんの超大型キャンパスができたことで、今県内から注目を集めている商店街です。
ニチデからも徒歩10分もかからないため、学生もよく利用しています。
しかしながら、全国の商店街と同様に度重なる諸経費の高騰や若者の商店街離れを目下の問題として抱えているのが現状です。
地元から愛され続ける商店街であるために、今回ニチデの学生と共に商店街を盛り上げられそうなアイディアを考えていくことになりました。
この日の質問会のために、まずは実際に現場を見るところからスタート。

実際に商品を見てみたり、人によっては食べたり店主さんのお話を聞いたりして現状と自分の出来そうなことを擦り合わせていきます。
note担当も一緒について行ったのですが、学生が美味しいパフェを食べたらしく、自慢げに語っていたので「いいなあ」と思いました。
「店舗前での販売は可能か」「共同の飲食スペースの設置は可能か」「歩行者天国にすることは可能か」「店の外観や街並みを揃えることに抵抗はあるか」質問会では、チームに分かれた学生たちがそれぞれの企画を発表し、それを実現させるために気になることを質問していきます。
理事長は学生のアイディアを決して否定せずに、そして丁寧に質問に回答してくださいました。
「無理だろうと思わずに、まずは何でも言ってみてください」
理事長の懐の広さに、思わず心の中で「おお…」とつぶやいてしまいます。
緊張もあったと思いますが、無事質問会は終了。
チームリーダーを中心に、みな学生とは思えない鋭い視点からの企画立案が行われました。
今回新しく得た情報をもとに、今後は自分達のデザインの技術を組み合わせながら商店街を盛り上げる企画をブラッシュアップしていきます。
最終的に一体どんな企画になるのか、今から楽しみです。
またご報告しますので、お楽しみに!
先週はだいぶ砕けた学校ブログでしたので、今回はアカデミックな内容でお送りしました☆
それではまた!

気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!