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「閲覧注意」 三年 大滝 昌広

題名に引き寄せられてこのページを開いてくださったあなた!

少し私にお時間をください

こんにちは!
今回noteを担当させて頂く佐野日本大学高校出身、商学部3年大滝昌広です。
結構長い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

【自分以外師匠】

ゴールキーパーは唯一手を使える特別なポジションであり、他のポジションで試合に出れることはない。試合に1人しか出ることができないポジションであり、必ずハッキリとした序列があり「ライバル」が存在する。これはキーパーをやってる上で運命であり、絶対にぶつかる壁である。

現在、日本大学にはキーパーが10人いる。曲者ばかりで、皆それぞれ得意なプレー、人柄がちがう。よく「キーパーファミリー」といわれる。だか、全員が1つの席を争う「ライバル」であり、試合に出れる人も限られてくる。

私自身、公式戦の出場経験があまりない。
1年生の前期はIリーグAで試合に出場することができていたが、後期になりIリーグA.Bどちらも試合の出場機会がほとんどなくなり、IリーグA.B両方の控えキーパーという立ち位置で1年後期は終わった。

2年生からトップチームの試合メンバーに入り、ベンチから試合に絡む機会が増えたが、一度も出場することなかった。

3年になっても、未だ関東リーグの出場はない。

「どうせ試合でないじゃん」「またベンチなの」などいろいろ言われることがある。

私にもプライドがある。笑ってごまかすこともあるが、内心ものすごく悔しい。試合に出たい。けれど、キーパーはスタメンで試合に出るか、試合に出ているキーパーにイレギュラーがない場合、ベンチに入っているキーパーの出場機会はないに等しい。だが、常に自分が出る準備はしている。

何を考えるにしてもネガティブになっている時期もあった。自分に何が足りないのだろう。自分の何がダメなんだろう。いろいろ悩み、いろんな人に相談した。

なにが足りないか、なにがダメなのか、ネガティブ時期の私を変えたのは、好きな曲の歌詞の「自分以外師匠」という言葉。

「自分以外」な訳だからスタッフはもちろん、先輩、後輩、ライバル、試合での相手選手、誰もが師匠になる。

大人になるにつれて、教えてくれる人は減っていく。その時に、自分から学びにいく、周囲の人から吸収することが大切。

私は自分以外の人からサッカーに対する姿勢、サッカーの技術はもちろん、物事の考え方や捉え方、言動や行動など自分に足りないことを学ぶことができた。試合に出れていない理由も分かった気がする。

もし悩んでいる人がいたら「自分以外師匠」の考えを持って欲しい。これから先の人生で必ず役に立つし、自分に足りないことが多くあることに気づけると思う。

【練習の価値】

サッカーの試合では11人しか出れない。今の関東リーグだと交代は5人。そしてメンバーには20人しか入れない。

試合に出れない人が多く出てくる。納得いかず、「なんでメンバー選ばれないんだよ。」「なんで試合出れないんだよ。」人それぞれ思うことはある。

私は出場がなく試合が終わったときは、心がもやもやする。試合出たいなと思う。
人間は何回かあれば慣れると言うが、これだけは何度あっても未だに慣れることができない。

試合に出れていない、関われない選手。

不満に思うのは別にいいと思う。でもその後が大切。いつまでもグチグチ言ったり、練習が投げやりになっていないか。

練習はほぼ毎日あるが、試合は週末にしかない。今までサッカーをやってきたなら練習の大切さは身に染みてわかっていると思う。

今はコロナウイルスの影響で週末に公式戦しかなく、練習試合がないことが多い。出場する試合がないことは、練習のモチベーションに大きく影響すると思う。

しかし、公式戦に関われないから、試合がないからと言って日々の練習を疎かにするのは良くない。

そもそも練習とは何か?

練習は自分のことを高めるのはもちろんだが、試合に出場し直接関われなくても間接的に関わる場であると私は思う。

現在、関東リーグでチームは納得のいく結果を出せていない。

練習相手はチームメイト。
チーム内でお互いで高め合うしかない。

結果を出すためには、試合に出ている選手だけではなく、試合に出れない、関われない人たちの力が必ず必要になってくる。

私は関東リーグの出場経験がないが、練習でできることをやっている。

まずは、キーパーとして練習でシュートを決められない。それは自分の成長、アピールになる。そしてみんなは決めるためにシュートの質が上がり、結果としてチームの得点力アップにつながってくる。

紅白戦でスタメン組とやる時は、絶対に負けない。失点しない。リーグ戦期間中の紅白戦でサブ組は、「仮想次の相手」として戦術やスタイルを真似して試合をすることが多い。しかしそれだけをやればいいのではなく、自分のアピールもしなければならない。

そこでできることとして1つ意識しているのが、ビルドアップで相手の隙を逃さずパスを通し、プレッシャーを剥がすこと。それは自分のアピールになる。それと同時にスタメン組はどこが空いていて危険かが分かり修正する。公式戦でそれが生きてくる。

練習
=個人の成長、アピール
=仲間の成長
=チーム全体としての成長

間接的に試合に関わることができてる。

私はプロを目指している。「試合出てないのに無理だろ」と笑う人、「口で言うのは簡単」と言う人、いろんな人がいると思う。
そんな人たちを見返してやりたい。
そのためにも日々の練習はとても重要。

みんな上手く行ってる時は何事もうまく行く気がすると思う。でも、成長するには上手く行っていない時にどのように行動するかだと思う。これは社会に出ても同じである。

現状試合に出れていない、関われていない選手、日々の練習をもっと大切にして欲しい。練習相手はチームメイトであり、自分の成長は仲間の成長、チームの成長になってるということを忘れないで欲しい。

自分のために、チームのために、やり続けることが大切。チャンスは必ず来る。

長々とまとまりのない文章になってしまいました。読んでいただきありがとうございます。

最後に両親へ。

お父さんとお母さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!


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