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「赤ちゃんって最強じゃね?」 四年 秋山 匠也

今回noteを担当させていただきます。藤枝明誠高等学校出身、文理学部教育学科4年の秋山匠也です。
noteを担当させていただくに当たり、過去の投稿を読み返してみました。皆んな熱い思いや、周りへの感謝などを述べていて胸に込み上げてくるものがありました。そのため、何を書くべきなのか少し悩みましたが、私が大切にしている言葉について書こうと思います。最後まで読んでいただけたら幸いですが、長くなりそうなので途中で理解できた方・飽きた方は、読むのをやめていただいて大丈夫です(笑)

「自信とは選択である」

この言葉は、高校2年のときに私が最も敬愛する人物からいただいた言葉です。当時はぼんやりと雰囲気で理解していましたが、今になりしっかり理解出来たと思います。

皆さんは自信を持って日々の生活を送れていますか?

「自信がある」と胸を張って答えられた人は少ないと思います。特に日本という国は自己肯定感の低い国として有名ですし、今の自分をネガティブに捉えている人が多いのではないでしょうか。私は自信を持つことは、サッカーをする上でも私生活を豊かにするためにも必要な事だと考えています。そのため皆さんには自信を持って生活を送っていただきたいです。
では、どうすれば自信を持つ事が出来るか。それは非常に簡単なことです。

「自信を持つという選択をする」
以上。

「どうゆう事?」「意味が分からない」と思った方は続きを読んでください。
例えばサッカーをしていて「足が速くなりたい」「身長を伸ばしたい」「もっと高く飛びたい」と考えたとします。残念なことに、これらの事は今すぐにどうにか出来る目標ではありません。長い時間をかけ漸く達成出来る目標です。それに対して「自信を持つ」事は今すぐに出来る事です。

自分の部屋を思い浮かべてください。そこにゴミが落ちているとします。その場合、ゴミを拾いゴミ箱に捨てると思います。(捨てずにゴミ部屋になる人もいるかもしれませんが…)その行動を細分化すると、「ゴミを拾う」選択をし、「ゴミ箱へ捨てる」という選択をしています。自信を持つ事もこれと同様に自分が自信を持つ選択をすればいいという事です。

そう言われて「分かりました。明日から自信を持って頑張ります。」となる人は少ないと思います。

何故なら多くの人は自信に「根拠」を求めるからです。試合で自信を持つためには「今まで沢山の練習をしたから大丈夫」や、「これだけ沢山の時間をサッカーに費やしてきたから大丈夫」などの根拠を求めてしまいます。しかし、この根拠というものは非常に曖昧なものです。何故なら根拠の感じ方は人それぞれで、同じ練習時間をしても「毎日2時間練習から大丈夫」と感じる人と「毎日2時間しか練習してないから不安」と感じる人とに分かれてしまうからです。
そこで私は「根拠のない自信を持てたら最強なんじゃね?」と考えました。

「根拠のない自信とは」

人は皆、生まれたときには根拠のない自信を持っています。しかし、成長し様々な経験をするうちに自信に根拠を求める様になります。では、根拠のない自信とはどの様なものなのか。
赤ちゃんが歩こうとする姿を思い浮かべて下さい。その姿こそが根拠のない自信を持った姿です。どういう事かというと、赤ちゃんは本能的に自分を信じて何度失敗しても歩こうとしますよね。そこに根拠の存在する余地はなく、今ダメでも次は歩けると自信を持って何度でも挑戦します。つまり、「根拠のない自信を持つ」とは、「ごちゃごちゃ考えずに、まず行動しろ」という事です。「自信を持つ」事と「行動する(努力する)」事は同時に存在するものです。行動が根拠になり自信になるものではありません。

私の周りには素晴らしい行動(努力)をしている人が沢山います。そんな人達には「自信を持つ」という選択をしてもらいたいと思い、今回この様な文章を書かせていただきました。最後まで読んでくれた方、有難うございます。

最後に、同期・後輩・サッカーを通して私と携わっていただいた方々には非常に感謝しています。
本当に有難うございました。
これからもよろしくお願いいたします。

・秋山 匠也 (あきやま たくや)
・出身 静岡県
<経歴>
焼津東SSS→清水エスパルスjy→藤枝明誠高校→日本大学

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