【簿記1級】CVP分析1~2級の復習1~

【簿記1級】CVP分析1~2級の復習1~

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CVP分析とは、売上高や販売数量など操業度の変化に対し、原価や利益がどのように変化するかを分析することです。

CVP分析を行う目的は、損益分岐点販売数量や目標利益額達成販売数量など、短期利益計画を立てる上で必要となる操業度の変化が原価と利益に与える影響についての情報を得るためです。

CVP分析では、総原価を変動費(操業度に比例して発生額が増減する費用)と固定費(操業度の影響を受けずに発生額が一定である費用)に分類します。

CVP分析でポイントとなるのが、貢献利益です。貢献利益の貢献とは、固定費の回収に貢献するという意味(詳しい説明は、DAY3でします)です。

損益分岐点は、売上高 - 費用 = 0となる点のことです(詳しい説明はDAY2かDAY3でします)。

要点は、述べたので問題を見てみましょう。

<例題>

次の資料に基づき、損益分岐点販売数量および売上高を求めなさい。

次年度の予定販売価格 @250

次年度の製品1個当たりの変動費 @50

年間固定費総額 12,000円

この問題の解き方は、複数パターンありますが、単価を用いた計算方法を紹介します。

<解答手順>

1、求めたい損益分岐点販売数量をXとし、計算式を作る。

2、計算式を解くと、損益分岐点販売数量が求まるので、これに予定販売単価をかけて、売上高を求める。

損益分岐点は、売上高 - 費用 = 0となる点のことであり、費用は変動費(@50 * 販売数量)と固定費(12,000円)の合計なので、

250 * X ー 50 * X - 12,000 = 0 という式を立てることができる。 (Xは販売数量)

この式を解くと、

200X = 12,000

X = 60個

となります。つまり、損益分岐点販売数量は60個となります。

売上高は単価 * 数量で求まるので、

60 * 250 = 15,000円が損益分岐点売上高となる。

答えは、

損益分岐点販売数量60個

損益分岐点売上高15,000円

になります。

以上がCVP分析2級の復習1となります。(※記事が長くなりそうでしたので2級の復習を2つに分解します)。

次回はCVP分析2級の復習2となります。

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