MYSTIC MONDAYS TAROT の見方

箱は無愛想なこのタロット、実は中身のタロットは
結果な極彩色。

この通りの色なのです。デビルカードもそんなに
怖い描かれ方をしていません。

人物の表情は、口のみ。それが外国的ですね。

かなりのカードは、デフォルメされていて人物が描かれていないカードも多いのが特徴です。

ピタリ、ライダーウエイト版の絵ではありませんが
絵柄をデフォルメすることでカードの意味は逆に
深みを増して感じます。

一番好きなところは、いわゆるネガティヴカードが
多いソードの絵柄です。

嫌われ者のソードの3ですが、剣の柄が書かれて
いません。

これは、実際の怪我ではなくて心の傷であるとはっきり分かりやすいなと思います。

ソードの2は空気を読むという意味合いのカードなのですが、曲がって使えない剣を交わらせることで上手く表現しています。

ソードの10です。苦難を乗り越えて、ステージが変わるという意味のカードになります。

元版では、夜明けですがこれはもうしっかり朝です
ステージは切り替わり、昨日までの自分は死んでしまって新しく生まれ変わっています。

可愛いカードでネガティヴと向き合うのも良いですが、シンプルな絵柄と鮮やかな色彩で深掘りするのも
ありなのでは...いやむしろ好きなのかも。

実際手に取ってみると、とても綺麗な色なのです。
私のヘボな腕とカメラではお伝え出来ないのが残念です。

ライダーウエイト版の意味で読むも良し、もっと深掘りするも良し。

あまり有名なデッキではありませんし、箱だけ見るとシンプルすぎて目に止まりにくいのですが手に取る価値はありますよ。