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古典的で最先端のイタリア 江東区青海−03。


お別れの日です。

こんばんは michio★★★です。
8月30日(金)も公休日でした。
江東区青海の東京国際クルーズターミナルに 
停泊中の世界でもっとも美しい帆船  
《アメリゴ・ヴェスプッチ号》が
次の目的地に向かって出港する日です。

私はこの日 イタリア映画を鑑賞するイベントに事前予約をしていました。 
お恥ずかしい話ですが予約時は
どんなイタリア映画なのか
まったく知りませんでした。😄

その後 調べて少しだけ分かりました。

彼の作品は
アメリゴ・ヴェスプッチ号の乗船口にいます。

この日 鑑賞するイタリア映画は
イタリアの若き現代芸術家JAGGさんの
ドキュメンタリー映画《 INTO THE WHITE 》
(2024)です。

イタリア語 分からず 英語字幕も分からず …

イタリアの若き現代芸術家
JAGOさんは初めて宇宙ステーションに自身の作品を展示を果たしました。
そんな彼のドキュメンタリー映画が
上映されます。

台風10号の影響で閉会式が
ここのイベント会場となり
あまり説明がないまま上映開始が
1時間繰り上がってしまいまさた!!😄
私は奇跡的にイベント会場にいたので
大丈夫でした。 でも
予約したのに鑑賞できなかった方が
かなりいたと思います。

これは仕方ないですかね …

かなり少人数でしたが
映画が上映されました。

彼は大理石で彫刻作品を制作します。
その作風はルネサンス期の  
ミケランジェロの彫像のようです。
実際に彼にはミケランジェロから
インスパイアされた作品も多数あります。

これは有名なミケランジェロの《ダビデ像》です。

そしてこちらが

大理石の《ラ・ダビデ》

JAGOさんの《ラ・ダビデ》です。
大理石から生まれた彼女は右手で
自らベールを剥ぎ取り
左手には自分が生まれた大理石の破片を
しっかりと握りしめています。

非常に挑発的な作品です。

そして

彼が生命を吹き込むのは
均整のとれた若者だけではありません。

年老いて人生の終盤を迎えた人たちも
大切なモデルです。

イタリアの最新鋭大画面液晶が
素晴らしいです!!
人間の皮膚感やシワなど細部を表現する
JAGOさんの作品と相まってこちらに
ぐっと迫ってきます。

制作風景です。

自らの制作しているところを
スマートフォンで撮影するJAGOさん
ミケランジェロの時代には不可能でした。


また作品を大自然に置き自らの
スマートフォンで撮影します。
映像も作品となります。
都心部の広場では作品にイタズラをして
SNSで拡散する若者たちとのやり取りもまた彼の作品となります。
 
古典的な彫刻とスマホやSNSなど
古さと新しさが見事に融合したJAGOさん
でした。

ん…

古さと新しさの融合って…

そういうことか…

それって《 アメリゴ・ヴェスプッチ号 》
のことでは!!
今回のイタリアイベントは古い歴史を
誇りながらも最先端の技術や芸術の 
イタリア文化を私たちに
伝えてくれていたのでした。

素晴らしいですね!!

おっと そろそろ
アメリゴ・ヴェスプッチ号が次の目的地に
向かって出港する時間です。
展望デッキにいきます。


挑発的なJAGOさんの
《ラ・ダビデ》がいます。
彼女はアメリゴ・ヴェスプッチ号に不審者が
侵入しないよう船を守っていたのですね。

さあ 船が出ます。

サヨナラ アメリゴ・ヴェスプッチ号
行っちゃた …

無事に次の目的地に着きますように

お疲れさまでした。

地下鉄の中吊り広告でたまたま知った
今回のアメリゴ・ヴェスプッチ号来航は
奇跡的な出会いとなりました。
JAGOさんのドキュメンタリー映画も
たまたま その時会場にいたので
時間繰り上げにも関わらず
奇跡的に最初から鑑賞できました。
また奇跡的に公休日も3回あって
寄港〜停泊〜出港を観ることができました。

そんなこともあるんですね。

最後までありがとうございました。

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