褒めるのはご都合主義!?

褒めるってご都合主義!?

褒められる事ってありますか?
その機会は大人になるとかなり少なくなってるのではないのでしょうか?
そして年齢と経験を重ねるつれて、いろいろな褒めかた・褒められかたも経験すると思います。

大前提として(良し悪しは別にして)
・本心で反射的に褒めてくれる・褒める
・意図して、挨拶のように褒めてくれる・褒める
ざっくりとこのふたつがあるかと思います。

意図しての褒め方は後ほど書くとして
今回は本心から褒める事を取り上げてみます。
・お手伝いしてくれてありがとう!嬉しい!
・試合に勝てた!嬉しい!凄いね!ありがとう!
・いつもかっこいいね!さすが!
・親切にしていただいて。あなたは優しいね
こんな感じでしょうか。

少し分析してみると
お手伝いをしてくれて(相手からしてもらった行動)
ありがとう!嬉しい!(湧き上がった感情)

褒めるとは
「行動」→「感情」となります。
確かに嬉しいですが、解釈を変えれば褒める側の勝手な都合と気分によります。

ではこのようにしたらいかがでしょう↓

「お手伝いをしてくれたおかげで、時間が作れて読みたかった本を読むことができたの!本当にありがとう!」
・お手伝い「相手からしてもらった行動」
・時間が作れた「行動によって受けた影響」
・本当にありがとう!「湧き上がってさた感情」

✳️「行動」→「影響」→「感情」となります。

褒める時に「影響」を伝えてあげると、感情任せの褒めからアイ・メッセージという私は貴方をこんな風に想っているというメッセージを届けることができます。

今までは
・褒めるからやる
・怒られない為にする
・なんとなくやる
が行動する同期だったかもしれません。

アイメッセージを伝える事によって
私が行動すると相手にこんな良いことが起こるんだという感覚を覚えるかもしれません。
私は役に立ってるんだ!という存在意義を感じるかもしれません。

先生から生徒
上司から部下
親から子
監督から選手

社会性やルールを伝達する側が身につけると
コミュニケーションが更に円滑に進みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?