KIKI

大阪在住│上手く言葉にできないけれど、それでもいいですか?

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最近の記事

#13 ぎっくり腰 ✖ 伝統芸能

身体が、"くの字" に曲がった状態で、過酷な2日間を乗り切り、ようやく直立歩行ができる状態にまで回復しました。 回復したとはいえ、筋膜の緊張状態はいまだ継続中でありますし、それに伴う痛みもあります。んまぁ、何とか日常生活を送っています。 わたし自身、猫背で足組みで姿勢が悪いのは自覚しておりました。 ただ、癖というのはなかなか治らない。 正しい姿勢を意識して維持できたとしても短時間で、つい油断が隙に入り込んでしまうものです。 日頃から姿勢の悪い人にとって、正しい姿勢は、辛い

    • #12 あめじ

      干上がりかけた小川に沿って規則正しく並んだベンチ。その南方から3つ目がわたしの指定席。 材質は木製で、背もたれの左側一部が破損していて、虫食いやささくれがある。 このベンチはわたしの知る限り、もう一人指定席にされている方がいらっしゃって・・勝手ながらその方を”あめじ”と呼ばせていただいています。 あめじは、片方の手のひらに収まるほどの巾着袋を下げ、その中に入っているあめちゃんを、出会った子どもに配っているおじいさん。 活動中、決してにこやかとは言えない微妙な表情が、若干怪

      • #11 午後3時

        ただの惰性からパソコンを立ち上げた。 外からは、下校時間の訪れを知らせる子ども達の無邪気な声。 ママチャリを颯爽と漕ぐお母さん。前後は空席で、いまから子どものお迎えに行くのでしょうか。 外気温35°の中を耐え抜いた洗濯物を手際よく取り込むおばさん。 ガソリンスタンドで愛でるように車の水気をタオルで吹き取るお父さん。 軽快でリズミカルな夕刊配達員のお兄さん。 ゆっくりとした足取りで整骨院に吸い込まれていくおじいさん。 空調服を着た工事作業員の方の立ち姿からは疲労がうかがえる。

        • #10 ひとり時間

          お昼にカレーをたんまり作りました。 キーマカレーでもスープカレーでもない、オーソドックスなカレー。 自由が約束された安心感から、気持ちが高ぶり次々と欲望が溢れ出します。 さぁて、読書しようか、映画観ようか、ゆっくり湯舟に浸かるのもいいなぁ~。 わたしは、ひとりが好き。 だから自由なこの時間こそ、できることならひとりで味わいたいと思っています。 無音の空間で。 しかし生きている限り、息遣いや鼓動、何らかのノイズが入り込んでしまうため無音の空間は作れない。従って、ここでは”無

        #13 ぎっくり腰 ✖ 伝統芸能

          #9 閉ざされた世界

          ”親と子が、顔を見合わせて笑う”。 そんな微笑ましい姿からは、優しいお母さん像がイメージできます。 優しいお母さん。 そう努めようとしている方はいらっしゃるでしょう、しかし誰しも人間臭さを多かれ少なかれ持ち合わせているはずです。 わたし自身が子育てで気を付けていることの一つに、『叱る』と『怒る』を区別する、ということがあります。 どんなに気を付けていたとしても、『怒る』ことはあります。 今朝の事・・・。 真っ白のシーツに鼻くそがくっついていて、怒りました。 怒るに値

          #9 閉ざされた世界

          #8 らしさ

          平穏に毎日を過ごせるというのは、何よりも幸せなことであることに、間違いないでしょう。 しかし、わたしたち現代人は平穏の中に刺激を求め、さらに変化を欲しがるようになりました。 歳を重ねるごとに「こうなりたい」「こうありたい」と願う自己実現欲求が高まってきたように思います。 振り返ると、20代は承認欲求。さらに遡って、10代は物理的欲求といったところでしょうか。 さて、この自己実現欲求のモデルについて考えて みると。 それは、自身が直接あるいは何らかの媒体を通して、見たり聞い

          #8 らしさ

          #7 朝習慣

          毎朝5時、白湯から一日がはじまる。 この白湯習慣は、どこの誰かは存じ上げませんが、真似事で始めてみました。 どうやら健康と美容にいいらしい。 “ ゆっくりと白湯をいただく “。 やらないより、やったほうがいいよねっと思って。 これに関しては、あっとゆーま♩のお手軽さが決定打となった訳ですが。 かつて、白湯がこんなにも注目を浴びることがあったでしょうか。 嗜んでいる方が皆、『丁寧な暮らし』に見えてしまう現象はわたしだけではないはずです。 空間も相まってとても優雅に映ります。

          #7 朝習慣

          #6 ぐちゃぐちゃ

          ダイニングテーブルを付箋が支配する。 誰に見せるわけでもない、自分が判別できれば良いと開き直っては、好き勝手に書いては貼ってを繰り返すものですから、収拾がつきません。 この殴り書き、目を細めてみるとそこそこのアートに映ってしまうのが摩訶不思議。 おや、時間の経過と共に、粘着力が弱まり反り返ってきましたよ。 わたしと同じ。体力がないのね。 さぁ一度休憩しましょうか。 ・・・・ #収拾がつかない

          #6 ぐちゃぐちゃ

          #5 非日常

          この夏は香川県は小豆島にいました。 人が少なく静かなこの島は、わたしにぴったり。 海も山も空も、ずっとわたしの傍らにいてくれた安心感からか、年甲斐もなくはしゃいでしまいました。 正午。砂浜に腰を下ろし、行ったり来たりを繰り返す波の周期に少し酔ってきたので、もっと遠く沖のほうに目をやると、魚が飛び跳ねた。時折、跳ねる魚に驚いては、またその姿を期待して、ついには瞬きを忘れ、海面を凝視する眼光はハンターになっていたでしょう。 定番の貝殻拾いでは時間を忘れ作業をしました。 夢中に

          #5 非日常

          #4 現実と幻

          ターニングポイント 今朝わたしにとって、ショッキングな出来事がありましたのでお話させてください。 いつものように洗面所で身支度をしていた時のこと。 ふと、鏡に顔を近づけて見ると、あご髭がひょろりと生えているではありませんか。それも太めのやつが1本。いやぁ、はじめホクロだと思ったのですよ。だってあごに髭が生えてくる日がくるなんて青天の霹靂ですもの。 そう、わたしはいまターニングポイント目前にいる。 なるほど。ってえ?スマホで検索しみると、『プレ更年期』というワードが出

          #4 現実と幻

          #3 犬並みの嗅覚

          風にのってやってくる『洗濯物のにおい』。あえて『香り』と記さないのは、不快感を共有したいからです。 わたしの犬並みの嗅覚は、過剰なほどソレに反応を示すわけです。  におい。 それは生活習慣から生まれる体臭から、香水まで多種多様。 その中でも好みの分かれるソレの素は、ドラックストアで華やかに整列し、客の手が伸びてくるのを今か今かと待っている。 ソレの香り名を見てみると… 『○○で○○な○○の香り』。 ??? この○○に入るカタカナがひとつもイメージできずに固まる始末。 確

          #3 犬並みの嗅覚

          #2 お隣の林檎さん

          お隣にとても気になる方が住んでおられます。 お見掛けしても会釈や言葉を交わすことはなく、わたしは仏頂面の電柱のような通過点にすぎません。 なぜでしょう。自分でも理解できないほどクールなあなたに惹かれます。 いったい何を放っているのですか?その得体のしれない何かに引き寄せられるよう、お知り合いになりたい願望が沸いてくるのです。 『まずは会釈から!』と謎の気合いが満ちている日、そんな日に限って会えないのは何故ですか?不運な自分がほんとうに格好悪い。 そもそも会釈するだけでしょ?

          #2 お隣の林檎さん

          #1 めばちこさん

          「4、5日したら治りますよ。」 noteに何を綴ろうか。考えていた矢先、突如やってきたルームメイト。 左瞼に滞在しており、片目をほぼ占領される中での生活を強いられている。 とても荒々しく、一晩で私の人相をすっかり別人にしてしまうマジックには脱帽した。 これも細菌の縁。数日間はルームメイトを刺激しすぎないよう穏やかに左瞼をシェアしたいと思う。 ・・・・・

          #1 めばちこさん

          #0 はじめまして

          自分に自信が持てず、外では鎧をまとってしまいがち。。そんな自分を少しでも変えていきたくて始めたnote。 自分は何者なのか問い続ける。 未来で迷子にならないために。 ここでは素直な感情を綴っていきたいです。 ・・・・

          #0 はじめまして