クリエイターは、エゴサをしてはいけない。

クリエイターがネット上で一番やってはいけない行為は、

『エゴサ』

だ。

昨今の社会を見ていれば分かるように、人の心はどんどん狭量な器に変化している。
『気に入らない』という理由だけで誹謗中傷を繰り返し、評価をとにかく下げてやろうという考えの卑怯者で溢れかえっている。

そんな現代でクリエイターがエゴサを行えばどうなるか?

クリエイトをするモチベーションが下がるだけだ。


メンタルが強く、反骨精神で向かうことが出来るようなクリエイターならまだしも、
多少の評価でメンタルをボロボロにし、クリエイターとしての力も失うような人たちにはエゴサはおすすめできるものではない。

クリエイターが評価を気にする気持ちは分かる。
元来クリエイターというのは、どんなにストイックな人物であろうともどこかしら自己評価を気にしてしまう部分はある。
特に昨今のネットは評価が飛び交い、ちょっとした事で小さな評価が一気に爆発するかのように大きな評価へ変化することもおかしい話ではない。

そのため、クリエイターの承認欲求も大きくなり評価を気にする人は多くなった。

エゴサをしないと思っている人でも気にせずにはいられないことも少なくはないだろう。

だが、そんな人らだからこそエゴサはしないほうが良いと思うのだ。
個人的に感じるのは、クリエイターの中でメンタルが強い人は多くはない事だ。

一部のクリエイターのように誹謗中傷されようが、反対にユーザーを煽り立てるような強気なクリエイターや、金の為ならなんでもするかのようなクリエイターがいる。
そういった人らはメンタルは強い。だからこそエゴサをしたくらいではビクもしない。

しかし、そうである人は少ないのだ。
ボロクソに言われたら、何ヶ月、何年も立ち上がれない人も多い。
だからこそ、私は思う。

エゴサは禁じられた行動だと。


本来であればエゴサ自体は悪い行為ではない。
むしろクリエイターだからこそ評価が気になるというのは当たり前のことなのだ。

しかし、前述したように『気に入らない』程度で評価をボロボロにしたり、クリエイターに誹謗中傷を行う卑怯な輩がいるのだ。
そういった獣をなんとかしない限り、エゴサをすればするほど苦痛を感じるのはクリエイターであり、本来作られるはずの未来の作品ですら作られることがなくなってしまう可能性が生まれてしまう。

それは大げさに言えば、歴史の損失の一つなのだ。

それを考えもしない卑怯者たちが誹謗中傷と低評価を繰り返す。
後先を考えないような輩の為にクリエイターが傷つく必要はない。

だから、クリエイターにとって不要なものは

『エゴサ』

であると私は思う。


もしどうしてもエゴサをしたいのであれば止めないが。


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