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本と映画

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私と、本や映画との出会いの記録
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#読了

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない / 桜庭一樹

タイトルと装丁が気になる!と思って軽い感じで手に取ったらとんでもなかった。 1ページ目でラストがわかる。分かったうえで、どうか救いのある話であってほしいと祈るように、食い入るように最後まで読んだ。 もしかしてファンタジーなんじゃないかと思う場面と、兄がする話はいつもリアルでその差が気持ち悪い。なぎさが兄は引きこもりだと認識しながら貴族だと平然と言うところもそれに似た違和感がある。けどそれがこの本のおもしろさだった。 あ、児童虐待か、と途中で思いながらもそれがはっきり文章