たった大学4回生の僕を呆れさせた、高校進路指導部の実態
こんにちは、仕事の都合で高校の先生とお話する機会がよくあります。今まで30校以上の高校の進路指導部の先生とお話をしてきました。
具体的な話の内容としては、これからの入試改革に向けて、学校としてどのように対応をしていくつもりなのかを伺っていました。
話をすれば、そりゃいい先生、僕とは馬が合わない先生などいて当然です。しかし、このインタビューを通して僕を呆れさせたことを紹介する、憂さ晴らしの投稿です。笑
ですが、自分の、または我が子の進路を相談する相手をしっかり見定めるという面で役立ててもらえると嬉しいです。
本題
元来、日本のトップダウン型、年功序列、風通し最悪の伝統を濃く引継ぐ、会社や組織では個々の主体性は失われる傾向にあるかと思います。ここでいいう主体性とは、自ら目標をつくり、達成のために行動する力としましょうか。(出典もなにもないですが)
話は少しそれますが、僕の出身高校である埼玉県立浦和高校は、公立高校でありながら、先生方の教育熱がかなり高かった実感があります。そしてついでですが、僕自身「先生」という職業に憧れていました。担任を持てば、年に40名もの高校生の人生に立ち会うことができる。労働問題が叫ばれているのは重々承知の上で、なんて良い職業なんだろうと思っていました。
それを踏まえて、高校へのいわば営業に抜擢されたときは、胸が踊ったのを覚えています。
さて、高校への訪問を繰り返すうちに気がついたことがあります。先生の判断基準が僕の想像とは大きくかけ離れていたことです。
(生徒のためになること)<(現状維持)
もちろん、目まぐるしい社会にいちいち対応していくのは難しく、何により手間とリスクがかかります。僕は自分自身でただ理想論を掲げていただけなのだと自覚させられる時期がありました。
進路指導部のおかしさ
しかし、決定的に現場の「奇怪」な部分にも気が付き始めました。
僕はかならず先生方にこういった質問をしていました、
「先生がお考えになる、進路指導部として、特に主任としての目標ってなんですか?」
すると、先生はぽかんとした表情を浮かべ
「え、? 質問の意味がわからないのですが」
と言われます。
「は????(心の声)」
何ということでしょうか。
学校の先生は総じて、プライドの高い人が多いです。わからない質問に対しては、にやにや笑いながら「そんなこといわれてもねぇ」で回避しようとします。
この質問に対して、まともな答えを出してくれたのは、どちらも公立高校の30代前後の若い進路主任の先生が2名ほどです。
あとは
「生徒の意見を最大限尊重したいと考えています」
ですって。
いいたいことは堂々巡りになりますが、教員側が選択肢を十分に与えることが前提ですよね。ですが、そもそも教員が受験や進学に関しての探索活動をしていないことが多いです。その証拠として、新しい入試枠や、定員数の変動について話を出しても話についてこない人が大半なことが挙げられます。
話は戻ります。
全部の先生とは言いません。が多くの先生、特に決定権を持つベテランの先生はあなた1人ではなく、例年と同じようにすることしか考えていないのではないかと思うほどの有様です。
現在は、偏差値の高い大学にいけば安心の時代ではないです。いかに志を持って大学生活を過ごすかが大切です。高校生の方、高校生のお子さんを持ってらっしゃる方はどうか、今のうちに将来についてもう一度考えてみることをおすすめします。
どう考えればいいのかは、また別の機会にnoteに投稿させていただきます。
ありがとうございます。
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