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”豊かさ”を見つめる

こんばんは。

_____にまつわるエトセトラ共同代表の三宅です。

今回は、エトセトラの活動と斬っても切り離せない”豊かさ”について、今の僕なりの考えについて。

#ゆたかさって何だろう

エトセトラとしてのnoteを始めたころ、
ちょうどこの投稿コンテストも行われていました。

ゆたかさって何だろう。

このコンテスト内では

・自分が心地よいと感じること
・自分にとっての特別な時間、場所、もの
・これから「ゆたかさ」「幸せ」の基準になっていくと思うもの、こと

などが取り上げられています。

もはや僕がいうまでもなく、
今までの当たり前が変わろうとしている時代です。

そんなときにこそ”ゆたかさ”について考えようというこの企画。

シンプルに僕は好きです。

エトセトラでも僕たちなりのやり方で、
こういったことを進めていきたいと考えています。

豊かさへの問い

_____にまつわるエトセトラは、
より多くの人に人生を豊かに送ってほしい
という想いから活動しています。

そしてこの中にはもちろん、自分たちも含まれています。


そこで僕も自分なりに、”豊かさ”について考えてみたところ

・「この時間いいな」と感じるときに一緒にいる人、もの、こと
・これからも残したいと思えるもの、こと
・人と比べなくとも、自分が信じられるもの、こと

こんなことが”豊かさ”に当てはまるのではないか
といったところで落ち着きました。


では具体的にはなんなのか?

まず確実に言えることは、自然がすぐそばにある状況です。

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僕は現在、上山という地域で棚田再生を行いながら暮らしています。

それはもう毎日、自然に触れながら、
むしろ戦いながら過ごす日々です。

ただ眺めるだけ、感じるだけでいい自然と、
暮らしの中で向き合う自然とは全く違う
ということを約4年の移住生活から学びました。

楽しさも、苦しさも、
喜びも、感動も、まるで全てが違います。

そこが自然のもつ魅力のひとつでもあるのでしょう。

実際にいまの暮らしの様々な場面で、
僕は豊かさを感じています。


しかし、ここにくる前は都会での暮らしをしていました。

会社に勤め給料をいただき、
予め決まった休みの日に何かをして過ごす。

それはそれで楽しいものでした。

好きな人たちもいて、それなりに好きなこともできて、
特に不便のない暮らし。

その暮らしをやめ上山へと移住すると話したとき、
「そんな選択、信じられない」
と僕に言った友人もいました。(いまでも仲良しです!)

それでも僕が移住を決めた理由のひとつが”自然”です。

まだ学生のころ、ウインドサーフィンに夢中になっていたこともあり
僕にとって自然は暮らしの中にあるものであり
暮らしの中で守るものでした。

自分にとっての「いい時間」には自然があり
これから先もずっと残していきたいものだともいえます。

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しかし、都会での僕の暮らしかたはそうではなかった。

就業後や、休日に自然と関わること、守ることもできますが
それは自分の求める暮らしかたではないと感じたのです。

そんな違和感を覚えたころは、どうしたらいいかわからず
とにかく情報を集めようとしたものでした。

本を読んだり、人と会ったり
気になる言葉があれば自分にも問いかけてみたり

そうして出会ったのが上山でした。

日々棚田の再生を行いながらも
自分たちの理想の暮らしを実現しようと取り組む姿。

そんな上山の人々の生きかたは僕にとって美しいものでした。

だからこそ、移住して暮らしを作っていく決心もついたのです。

豊かさをつくりあげる

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実際にいまの暮らしの様々な場面で
豊かさを感じていると書きましたが、
それは与えられるものもあれば、
自分でつくりあげるものもあります。

美しい景色を見て豊かさを感じること

収穫のための準備をすることで豊かさを感じること

そのどちらも僕にとっては本物。


豊かさは自分の手でつくりあげる事もできる
というのも、移住生活から学んだことです。


_____にまつわるエトセトラの活動では、

まずはそれぞれにとっての”豊かさ”を感じる
それからその”豊かさ”のある暮らしへとシフトしていく

そんな手伝いをしていきたいと思っています。

媒体を通じたみなさんへの問いかけであったり
ツアーでのアウトドア体験の共有であったり

ひとつひとつの活動に
そんな意味を込めて取り組んでいきます。


まずは自分の中の”豊かさ”を見つめることから


もしよければ、これを読んでいただいたみなさんも
”豊かさ”を見つめてみてください。

また一緒になって、
その時見えたことをお話しできることを楽しみにしています。


最後までお付き合いいただきありがとうございます。


またどこかでお会いしましょう。



ーCreditー
文章・写真 / 三宅康太

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