羊頭狗肉

羊頭狗肉(ようとうくにく)___
羊の頭を店先に吊るし、実は狗(犬)の肉を売るという意味。
見かけを飾って中身をごまかす事。
見かけに中身がそぐわない事。

我が家のちょこっと面白いエピソードを聞いて欲しい。

2020年のこどもの日は、StayHome週間でした。

我が家には男の子は居ませんが、縁起物という事で柏餅を頂きました。

そしてお風呂は菖蒲湯だ！と、
菖蒲の葉をスーパーに探しに行きました。お母さんが…。

家に1番近いスーパーは売り切れ。
2番目に近いスーパーも売り切れ。
30分弱歩いたスーパーも売り切れ。
「お母さんからどこにも売ってないよ〜」
と電話が来たのですが、
今年は菖蒲湯は諦めようよ、柏餅だけたくさん食べよ〜？
って言っても諦めきれない様子。
でも不要不急な外出は良くないし、
無駄に外を歩き回るのも不安だし、、、
　

やっとお母さんがお家に帰ってきました。
なんだかニヤニヤしながら。
菖蒲の葉は買えなかったみたいなのに、変なの。

それから、お夕飯を頂き、柏餅を頂き、のんびりテレビを見てそろそろお風呂にでも入ろうかなあ〜と。
私の前にお父さんもお姉ちゃんもお風呂に入ってて、なんだかニコニコしながらお風呂から出てきてる…気がする。
菖蒲湯じゃ、ないんだよね？
お風呂の蓋を開けてびっくり！

小松菜

お風呂に、小松菜。

え？何度見ても小松菜。
入浴剤と小松菜。
葉っぱを入れれば良いと思っているのか？！
なぜ？小松菜？

お風呂から出て、お母さんに
「小松菜！なんで！」
とほぼ叫んでました。

なんとなく、菖蒲湯やっぱり入りたいじゃん。

いや、菖蒲湯じゃないし！
入りたいけどなんで小松菜？
ネギやほうれん草や蕗じゃなくて、なんで小松菜？？

小松菜にした理由は特にないみたいで、
お母さんは小松菜湯に浸かれて満足して寝室に向かって行きました。

今年のこどもの日の思い出。

羊頭狗肉。
小松菜で誤魔化された！！