クリスタルパレスアウェイ戦 感想
イングランドプレミアリーグが開幕!私の愛するアーセナルは0-2でクリスタルパレスに勝利したので完全なる個人的な感想を羅列していきます。
前半
前半の入りのアグレッシブさに驚き。パレスは完全に出鼻をくじかれて防戦一方のサンドバック状態。
アーセナルは簡単にバイタルエリアまで侵入してゴールまで時間の問題だと思わせる空気が前半30分まで続いた。
特にマルティネッリが外したシュートが決まっていたらもっと楽に試合を進められたのかもしれない。
しかし千載一遇のチャンスを外したマルティネッリがデザインされたコーナーで先制点。
チームの勢いを表すかのようなセレブレーションにぐっと来た。
へらへら喜んでいるチームメイトはほぼいないのがよかった。
そのあとパレスのファーストシュートがかなりゴールに肉薄するものだったのが後半の巻き返しを予見するものだった。
後半
パレスは伝統的なイングランドフットボールを軸に置きながらもザハやエゼのような変則ドリブラーでディフェンスの目線を上下左右散らしていく戦いをしてきた。
アーセナルは昔からこういうチームに弱い。
その予感は見事的中。前半のロケットスタートをしたアーセナルはガス欠気味でパレスのビルドアップに少し余裕が見られるようになった。
そこで頻繁にサイドチェンジをしてザハとアイエウにいい形でボールを渡して勝負をさせるパターンで攻めてきた。
ホワイトは抜け出すザハを後ろから引っ張ってイエローをもらい後手に。左のジンチェンコはアイエウにフィジカルで圧倒され始めたときに一人のヒーローが生まれた。
ぺナ角まで侵入したザハを刈り取る漢。ウィリアム・サリバだ。
192㎝の体格に長い足を生かしたリーチと初動の速いタックル。今までアーセナルにいなかったタイプのセンターバックが現れた。
彼がアーセナルに入ったのは3年前。すぐにリーグアンにレンタル修行に出されたり干されてた彼がコツコツと頑張ってきてようやく認められ開幕戦スタメンを勝ち取りヒーローになった。
映画化決定やん・・。
相方のガブリエルがきわどいハンド疑惑のプレイをしてドタバタするなか飄々と相手のチャンスを刈り取る姿にファンダイクみを感じた・・。
後半ようやくいい形で攻めれたのは40分経ってからだったがそれが幸運にもダメ押しのゴールとなりゲームセット。0-2のアーセナル開幕戦勝利で幕は閉じた。
開幕戦に新戦力がヒーローになるのはかなり嬉しい。
ティアニーが復帰してダメ押しの起点になったのもでかい。長期離脱からの復帰は難しいし、今回に限っては難しい展開の中での投入。そこで結果をだしたら自信が芽生えるだろう。彼のシャツイン姿を見るとなぜか胸が熱くなる。
ああ、待ちわびた朝。こんなにも清々しい朝は久しぶりだ!!!
去年は昇格組にボコボコにやられ、戦う姿勢を失ったアーセナルを見るのが辛すぎた。
だが今年は未来が明るい!!新戦力が軒並みフィットしチームに一体感がある。
次の試合が待ち遠しいという心持ちでいさせてくれるアルテタに大感謝。
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