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車中泊ブーム「バンライフ」について、海外移住者が物申す

ダイヤモンドオンラインでこんな記事がありました。

面白い。そういう人がいることは知っていたけど実際に記事になっているのを見るとブームを感じますね。この記事ではバンが拠点になっていますが、ホリエモンみたいにホテルを転々とするノマド生活もあれば、欧米の老夫婦みたいにクルーザーで海を転々とする生活もある。車、ホテル、クルーザー、拠点の形はいろいろあるけれど根本の欲望は同じ種類のものでしょう。

私も2020年1月30日に住民票を抜き、日本を離れていますので、住所不定という意味では一緒かも。なので似た匂いを感じます。

弱点は、机にじっくりと向かう時間の欠如

私の2010年からパソコンに向かう仕事をしています。

当時はコピーライターと名乗っていました。今も仕事の仕方としてはそんなに変わっていません。だからこの移動しながら仕事するスタイルはキャリア10年です。

このバンライフの1番の問題点は、机にじっくりと向かう時間が不足してしまう、ということです。記事にはウェブデザイナーの方もいましたが、まさにこれで、大きな机でデュアルモニターとかを駆使しながら、いろいろな色の組み合わせを表現しなけらばなりません。そう考えといつも仕事をする場所を固定して、同じ電灯の明るさの下、仕事をしないとアウトプットにばらつきが出る気がして仕方ありません。

ライターみたいたWORDさえ打てればなんとかなるみたいな、かつての私みたいな仕事でも「固定した仕事場所」は欲しくなったので、いわんや他の職業の人をや、です。

YouTuberとかは良いと思う。

私も日本からオランダにきて実感していますが、移動することで風景が変わるので動画や写真を軸に仕事する人にとっては良いなぁと。取材の記事でもバンライフをしているYouTuberが取り上げられていましたが、理解できます。バンライフとYouTuberは相性が良い。

バンライフに限らず文化圏をまたいで活動すると、写真を撮りたくなるので、移動のついでにコンテンツのタネが生まれるんですよね。で、この価値は移動していないと出せない。

出張族はもっと価値を出せる

私は日本を離れてしまったのでできなくなりましたが、日本国内をウロウロする出張族の人はもっと情報を出していけばいいのに、と思います。新幹線周りも飛行機周りもマイル絡みもたくさん小ネタを切り出せるからコンテンツが作りやすい。日本国内にいるのなら出張をコンテンツにするのはおすすめです。

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