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超速読の世界からジックリ遅読を取り戻そう

メルマガバックナンバー 2020.04.07

昨日書いた、

他人のふんどしで相撲を取らせて、頂く

は大事なのでピンときた方がいたらぜひ印刷して読んでいただければ。(最近はプリントアウトとして読む人はいないんだろうなぁ。)

%%NameSei%%さん

NISHIです。こんにちは。

日本では「緊急事態宣言」発令で安倍首相が会見していましたね。

見てました。

会見を見ていて我々が感じることはおそらくかなり一致してくると思いますがそこはもう仕方ありません。選挙によって選ばれた国の代表ですから受け止めるしかない。

私たちがコントロールできるのは、選挙で一票を投じること、ですね。ならばそこに集中しましょう。

私が今できることは、こうして自分が持っているメディアで情報発信をする事。コントロールできることに全力を出しましょう。

さて、

2011年の東日本大震災の時、そして今回のコロナショック。

両方をインターネットの使い手として経験して実感することがあります。

それは有事の際は、情報の流通量/速度が爆発的に増えるということです。

通常時とは比較にならないほどに増えます。あのYoutubeが配信画質をコントロールする必要があるほどですから通信量自体が増えているのでしょう。

コロナに関連することではなくて、コロナから付随して発生するエンタメ商品も爆発的に増えます。

で、この時に起きることが何かと言うと、、、一つ一つの情報の取り扱いが
ものすごくインスタントに、とてつもなく雑に扱われるということです。いつもだったらじっくりと映画を見てた人がある意味、外界の強制力に動かされて映画を見るので、一本ごとの集中力が落ちます。

想像できると思うのですが、なんとなくだらだらと食べた料理が美味しいなんて思うはずがなくて、だらだらと流れで消費したコンテンツに価値を感じることはありません。

自分の作ったコンテンツがだらだら消費の対象になるくらいならば、悲しいし、嫌です。できれば、じっくりと時間をとって向き合ってほしいものです。

ただ、それはあくまで相手のありきの話のなので、安倍首相の発言と同じくコントロールすることはできません。

1個1個のコンテンツがめちゃめちゃ速読されてインスタント消費される中で、私たちができることは、

「自分は、速度を落としていくぞ」というジャッジだと思います。強制速読のムードから自宅で遅読の世界へ。

例えば、今日この本を読んでみようとAmazon kindleで購入しました。

コロナの情報はそれこそインターネットで検索すれば、アホほど出てきます。いや、検索するまでもなくSNSを開けば目に飛び込んでくる、超速読な状況です。

だからこそ、書籍を購入して、じっくりと線を引きながら読んでみる。

元来、情報収集はこうあるべきなのです。

【10分で解説】伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力|銀の匙を8STEPで読んでいこう^^

この動画でも解説しましたが、一つの本をあっちに寄り道、こっちに寄り道しながらじっくりと読み込むことがいかに大事か?この超速読の状況に乗っかってガンガンに情報発信をするのはアリだと思いますが、一歩間違うと狼少年になってしまいます。

そこのリスクを踏まえて突っ込むべき。

東日本大震災の時でも、江頭2:50は男を上げましたが、楽天の三木谷さんは10億を寄付しても男を下げましたからね。有事の際に、何かのポジションを取って発言するのは極めてリスキーになります。

ならばどうする?

コロナがブームになっているからいっちょ相乗りしたい気持ちがあるのを否定することはない。

簡単です。

自分の信条に沿って情報発信することです。

つまり、今回の「速読から遅読へ」というテーマはコロナが起きたから、という話ではなくて私が20年前から一貫して意識している、定番のことだということです。いつもやっていることを周りの状況の中でもう一度発信しているだけです。

要は、ブレないってこと。これが大事です。

首相の緊急事態宣言を受けて、日本史にその名を刻む事件になってしまいましたが、我々がやるべきことは、変わりません。

自分が信じたことを、愚直に、ブレずにやり続けてください。

何でもかんでもコロナのせいにしてはダメ。

ただでさえ日本は台風や地震や洪水が多いから、言い訳の材料を見つけ出したらキリがないですものね。

嵐が吹いている時に、自分が信じたことを、愚直に、ブレずに
やり続けること。これしかないと思います。

この姿を、周りの人が見ています。

背中をみている。

その姿から信用が生まれるのだと思います。

この動画でも解説したように。

【白黒つけよう】革命のファンファーレ|結局、信用ってどうやって貯めるの?


けっこう有事な状況です。

頑張りましょう^^

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