見出し画像

車、ブランド、電話番号、人間関係 − わたしが捨てたいらないものたち。

先日の記事に書いたのだけど、わたしは週5で1日8時間働く以前のスタイルを変え、2つの仕事をかけもちしながら、けれど時間に余裕を持ってゆるゆる働いている。


以前は残業がまったくなかったとして週40時間働いていたのが、今はだいたい13時間くらいに減った。


それに伴って稼ぎも減ったのだけど、その分いらないものに使っていた出費も少なくなった。結果的に自分が欲しいもの、したいことに使えるお金は稼ぎつつも、ストレスなく、やりたい仕事をすることができている。



いらない出費とは何か。


わたしの場合、例えば車だった。使いたいときは両親のを借りられるし、公共交通機関でじゅうぶんだと思い、2015年に旅へ出る前に手放した。


電話番号も手放した。いまはSIMフリーのiPhoneをSIMを入れずにWi-Fiだけで過ごしている。iPod touchのような状態だ。友達とならLINEで話せるし、電話番号を持っていなくてもあまり生活にも仕事にも支障がないので、もうかれこれ2年ほど持っていない。


一緒にいたくない人との付き合いも、だいぶまえに手放した。「会いたい!遊びたい!」と思う人としか遊ばなくなった結果、人付き合いで消耗する時間もお金も減って心もすごく楽になった。


変な見栄も手放した。たとえば服やモノを買うとき、以前はブランドやどこのショップかを気にしていた。

けれどニューヨークから戻ったとき、いままで行ったことのなかったGUに行ってみたら、あまりのクオリティーの高さとかわいさと、なのにもかかわらずむっちゃくちゃな安さにものすごく興奮した。

ニューヨークで同じクオリティーのもの買おうと思ったらこんな安く買えないよおおお!!!とめちゃくちゃ感動して、GU最高!日本最高!!となった。

いままでブランドやショップ名に価値を感じていたけど、良いものはいいし、気に入ったらどのブランドも関係ないといまは思える。



そういったものたちを手放していった結果、出費が少なくなった。そのかわり、「これほしい!」というものにちゃんとお金を使えるようになった。


ブランドでも、価格で決めるでもなく、欲しいモノを買う。それが安くても、高くても、欲しいから買う。そういうお金の使い方ができるようになった。




いま自分がお金をつかっているそれは、本当に必要なのか?

そしてちゃんと、自分の好きなものにお金を使えているか?

それをもういちど考え直してみる。意外と「必要ないもの」に使っているお金って結構ある。


それらを手放していくと、出費が減るだけでなく、肩の荷物が少しずつ軽くなっていくような、軽やかな気分になる。

そして身軽になったとき、本当に自分に大切なものがわかる。そういうものにお金を使い、長く大切にしていけばいい。


いらないものを減らして心も体も身軽になろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?