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好きなことを好きだと認めると、人生がどんどん楽しくなる。

わたしは中学生の頃、わりと勉強が好きだった。

学校も好きだったし、授業もまあまあ楽しんで受けていた。

宿題とかテスト勉強とか、「しろ」と言われるととたんにやる気がなくなってしまうけれど、勉強すること自体は楽しいと感じていた。


けれど高校になってからは、あまり勉強をしなくなった。「勉強ってかっこ悪い」と思い始めたからかもしれない。

当時のわたしは、わりと真面目でおもしろい友達グループと、高校中退組の遊び優先な友達グループ、両方と仲良がよかった。高校に入った頃からはやんちゃグループとつるむことが増え、どこか「遊んでる方が楽しいよね」「まじめに勉強してるのってダサい子ばっかりだよね」みたいなスタンスの間違ったかっこよさの方向に流れて行ってしまったんだと思う。



そんなふうだから、勉強が好きなんてかっこ悪くて言えなかったし、そう思われるのもいやだった。

けれど英語を教える立場になったいま、やっぱりわたしはずっと勉強が好きだったんだなあとしみじみ思う。もっと早く認めてしまえばよかった。



いまわたしの周りには、学ぶことが大好きな人、勉強することが好きな人がたくさんいる。そういう人たちは、自分の芯があって、真面目で、だけどユーモアがあって、何より学ぶことを楽しんでいる。

そういう人たちって、本当にすてきだなあと思うし、そんな人たちと知り合えたことがすごくうれしい。




こういうことって意外とよくあるんじゃないかなあと思う。
本当は好きなのに、それを好きっていったら笑われそうだから、ダサいって思われそうだから言わずにいること。

本当は好きなのに、人の目を気にしてすきじゃないことにしていること。


それを「でも好きなんだもん!」と認めて表に出してしまうと、すごく楽になるし、楽しくなる。好きなものがもっと好きになる。そして好きな仲間が集まってきて、人生がどんどん楽しくなる。

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