うまくいかないときは足さない。引く。
わたしたちは物事がうまくいかないとき、何がいけないんだろう。もっとこうした方がいいかな、新しいやり方やった方がいいのかな、もっとこうしたら、もっとああしたらと考える。
でもわたしたちは、「何かを引く」という選択をすることが少ない。でも多くの場合、うまくいっていないときは何かを足すのではなく減らす、削る、やめることでうまくいく。
わたしは肌が荒れやすいのだけど、ニキビができると「洗顔料が合ってないのかな」「もっといい化粧水使った方がいいのかな」と今あるものを否定してあれこれ足したくなる。
でも結論いちばん肌にいいのは「余分なものつけない」こと。保湿以外のスキンケアを全部やめたら、肌が落ち着いた。
最近始めたYouTubeで言うと、なかなか再生が伸びなかった頃は撮影や編集にこだわって何日もかけてつくっていたけれど、色々削りまくって編集もシンプルにして、そして早いペースでアップできるようになったところ、視聴数も伸びてきた。
英語だってそうだ。知識がある人ほどしゃべれない。なぜなら話すときに知識が邪魔して「この場合はこの言い方が適切か?それともこっち?」「ああ!今のところhave madeじゃなくてhave been madeだった!」など余計なことを考えて時間がかかってしまうし、ミスが怖くて話せなくなってしまう。
単語なんて知ってる基本的なものだけでじゅうぶん言いたいことを表現できる。知っている単語だけで日常の英語は話せるということ。
必要なのは新しい知識を足すことではなく、むしろどんどん削って今知っている言葉の違う意味を深掘りしていった方が圧倒的に楽で早い。
うまくいかないときは足すのではない。引こう、減らそう、やめよう。
そうすることで本質が見える。肌は保湿さえされていればじゅうぶんだし、YouTubeは中身があれば華美な編集はいらない。
どんどん余分なものを削ぎ落としていこう。本当に大切なことを見つけるために。
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