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ひとりで頑張ることをやめるとプロジェクトは想像以上の結果を生む

「セミナー業界をぶっ壊す!」

僕は2021年のド頭からそんな宣言をしちゃたんだけど、昨日、フェイスブックで『セミナービジネス2.0』というグループを立ち上げたよ。

このグループを活用して、参加してくれているメンバーと一緒に、『生存』ではなく『存在』を根底にしたセミナービジネスを作っていこうというわけ。そうすると、セミナー業界がアップデートされるなって。

でね、このグループをこれからやっていくにあたって僕が心がけていることがある。それは、

『みんなで創っていく』

っていうこと。これは、是空道場というオンラインサロンや新世界カンファレンスというイベントでも心掛けていることなんだけど、『みんなで創る』ということを常に頭に置いているんだよね。

確かに僕が発起人となって立ち上げた。だからといって僕がつくりすぎてしまうと

与える人と与えてもらう人

という分離が生まれてしまうんだよね。で、この分離はヒエラルキーを産み、争いが生まれる原因にもなってしまうんだ。

今回のセミナービジネスグループで僕が創り上げ、「みんなついてこい」なんてスタンスでいると、フォロワーだけが増える。僕の考えに疑いを持たず妄信し、自分で考えることを放棄する人も出てくるし、僕のシェアしたコンテンツで望む結果が出なかった場合、僕に責任転嫁するようになる。僕に依存する人が増え、僕はその人たちを引っ張っていかなければいけないんだ。僕にぶら下がる人たちを引っ張り続ける。すごく苦しいよね。どんなに素晴らしいビジョンも、それをひとりで頑張って創ろうとしたら、フォロワーが生まれ次第に疲れて嫌になってくるんだよね。

だからさ、一緒に創ることを心がけるといいんだ。グループに参加してくれた人たちを一緒にグループを盛り立てていくパートナーにする。パートナーだからヒエラルキーもない。グループの中で僕がセミナービジネスに関する知恵をシェアすることもあるけど、それは主従関係をつくるものではなくて、専門家の友達にちょっと知恵をシェアしてもらうって感じのもの。グループ内の単なる役割分担みたいなものなんだよね。こうなるとフォロワーは生まれない。それぞれがグループをつくっていくリーダーになっていくんだ。

僕は大学卒業してからビジュアル系バンドをやっていたんだけど、その時の楽曲は全てオリジナルだったのね。で、楽曲を作る時に、ひとりのメンバーが全てのパートを作り込んできたら、ほかのメンバーはつまらなくなっちゃう。誰かが原曲を持ってきて、それをバンドのメンバー全員でつくっていくから面白いし、そうして完成したものは原曲者が最初に想像していたよりもはるかに素敵な曲に上がってくるんだよね。原曲者のこだわりもある。そのこだわりをメンバーはくみ取りながら、自分のパート部分をつくっていく。それが凄く面白いんだ。それと同じことが今回のグループ、それだけでなくセミナーやイベント、コミュニティ、会社経営などに言えるんじゃないかな。

僕の好きな漫画で『銀の匙』ってのがある。この漫画は北海道の農業高校の学園生活の話なんだけど、そのなかに文化祭の準備をするシーンがあるのね。主人公が文化祭の出し物として馬でソリを引く『ばん馬』をやろうってことになったのだけどソリもないし、コースもない。そこで学校の先生にコースを創る場所を相談したところ、場所を貸してくれるどころか、重機を出してコースをつくる手伝いもしてくれた。それも率先して。主人公が先生にお礼を言うと先生はこう答えた。

「大人だって楽しいことは大好きなんだぜ!」

これだな! ってぼくは思うんだよね。これが一緒に創っている感覚。確かに手伝ってもらってるんだけど、そこに 手伝ってる人と手伝ってもらっている人 っていう分離感がない。楽しいから手伝ってる。やりたくてやってる。「俺たちだけでやりました~」 っていうと一緒に創る楽しみはなくなってしまうんだよね。もちろん見る楽しみもあるんだけど、創りたいひとにしてみたら「手伝わせてよ!」 なんだよなぁ。

一緒に創れる機会があるってのは、手伝う側からしたらありがたいことなんだよね。やりたいことがあってもその機会がなかなか訪れなかったりする。だけど、興味があって入ったコミュニティの中に、自分がやりたいことをやれる機会があったとしたら? そりゃ、むっちゃ嬉しいし、普段以上のパフォーマンス発揮しちゃうよね。楽しんで寝食忘れてやっちゃうよね。そうしたら、そのグループに活気が出るよね。想像以上に面白いことになるんだ。

だからさ、みんなで一緒に創ればいいんだよね。どうしてもこれまでの習慣で、ひとりで頑張っちゃうでしょ。経営者さんなんか特にそう。それで孤独を感じちゃったりしてる。でもさ、色んな人にいろんなことを手伝ってもらえばいいのよね。そんな機会が現れるのをみんな待ってるからね。

というわけで、『セミナービジネス2.0』もみんなで創っていくよ。

良かったら参加してね^^


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