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ショート動画で話題の「#スピードランプ」を知ってますか?

新浦和映像の動画講師オリカワです。

ショート動画の「これどうやるんだろう?」「自分でもできるかな?」を解説してみるシリーズです。

▼今回やってみた動画

最近話題の「#スピードランプ」という編集手法を試してみました。

試しに作ってみたのがこちら。

この、スピードがアップダウンして、画面が次々切り替わっていく手法を、「スピードランプ/speedramp」と呼ぶみたいですね。

今回もまた、「こんなの簡単じゃないか」とやってみたら、痛い目にあったのです。

▼やったこと(失敗談)

1)スマホで自分の手で動きをつけて撮ってみました。
被写体に向かって、ギュン!と近づき、また、ギュン!と引いて撮る。

2)それらを編集でくっ付ければいいだろう。
その際、編集アプリ上でも、さらにスピードの強弱を調整しよう。

その結果、できあがったのがこちらです。

Gifアニメだと伝わりづらいかもしれません。
動きがガタガタなんです。
「#スピードランプ」は、動きのスムーズさの気持ちよさがウリ(?)なので、これではダメ。

まず、何が悪かったかを考えました。

原因は、「撮影時の手の動き(スピード感)」と、「編集時のアプリ上のスピード」が噛み合ってないこと。

あとからわかりましたが、この「#スピードランプ」では、「撮影時は普通に均等のスピードで」撮り、「編集アプリ上で緩急をつける」が正解だったのです。

▼制作手順(正統派)

1)必要な素材を撮影します。
スマホで一つの被写体を画面真ん中に配置したまま、ゆっくりと同じスピードであとずさりして撮ります。
※失敗撮影の時は、引と寄りを両方撮っていましたが、ここでは「引いて撮る」の一方向のみ。

もう一つ、被写体を真ん中に、画面を横にパンして撮ります。

さらにもう一カット、引きながら撮ります。

2)CapCutで編集します。
①カット1を配置。
②アップから引いて撮っており、引いたところまでで残りを削除。
③それを複製して、複製したものを逆再生。

3)カット1をタップします。
①「速度」をタップ。
②「曲線」をタップ。
③「早送り(イン)」をタップ。
④さらにもう一度同じ場所をタップすると、細かい調整画面になります。
⑤以下の図の通りに変更します。


⑥複製したカットには、もう一つの「早送り(アウト)」を適用します。

残りは全てのカットにこれを一つ一つ処理していきます。

ただこのあたりは、実際にCapCutで操作しながらじゃないとピンとこないかもしれませんね。

▼まとめ

ショート動画でも公開しています。
ぜひご覧ください。


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