見出し画像

和紙という銀河から、届く光    NEW TRADITIONAL展in鳥取

NEW TRADITIONALは、障害のある人とともに、伝統工芸をとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣根をこえて交流し、語りあう場をつくります。
今回は因幡国を舞台に、地元の障害のある人たちと因州和紙(いんしゅうわし)の可能性をひろげる実験に取り組みました。その様子を展覧会とトーク、ワークショップで紹介します。会場は暮らしを彩る手しごとが並ぶストアの一角にあるギャラリーと、障害のある人たちが創造性豊かに活動する地域のアートスペースです。お誘いあってお越しください。

▼展示
会場1:Am’sギャラリー(鳥取市行徳1-155 Am’s店内 https://ams-tottori.jp/
日時:2022年1月21日(金)〜30日(日)10:00〜19:00 会期中無休

会場2:ギャラリーからふる(鳥取市元町101アートスペースからふる2階 https://art-colorful.com/
日時:2022年1月21日(金)〜29日(土)10:00〜17:00 日曜休

画像2

「わたしのニュートラ」
古くから良質な和紙を産出してきた因幡国。水に漂う繊維を掬いあげ圧縮したものが和紙といえばシンプルですが、偶然の繊維の重なりが生む揺らぎは程よく光をろ過し、心地よいあかりを届けてくれます。
「アートを仕事に」をモットーに創作活動を行う「アートスペースからふる」に所属するアーティストとともに、因州和紙を素材としていくつかの実験をしました。
伝統工芸の、自然に近い素材を扱う気持ちのよい仕事。丁寧に精製された木の繊維、たぷっとした液体に触れると手が喜ぶのがわかります。

川﨑富美(本展ディレクター)
プロフィール:プロダクトデザイナー。1979年鳥取市生まれ。岡山県立大学デザイン学部卒業。2007-2017年、株式会社良品計画にて無印良品の商品企画・デザイン、Found MUJI・福缶企画等を担当。2017年末、Uターンし開業。アートスペースからふるの商品デザイン、鳥取民藝美術館のビジュアルデザイン、Am’sの店舗デザインなどを手掛ける。鳥取大学非常勤講師。

画像1


▼関連企画:
展示に関連するトークイベントを開催します。
会場は各回20名限定。オンラインでも同時配信します(いずれも申し込みが必要です)
- - -
ニュートラ談義①「和紙という銀河をおよぐ」
1月22日(土)15:00〜16:30

※1月20日12:00追記:
1/22(土)開催のトーク「和紙という銀河をおよぐ」は、新型コロナウィルス感染拡大予防の観点から、オンラインのみで実施いたします。すでに会場でのご参加申し込みをされた方には、事務局よりオンライン配信のご案内をいたします。


因州和紙の伝統を守る中原商店、障害のある人の表現やものづくりを推進するアートスペースからふる。ものづくりの背景やこれからの地域でのものづくりについて語ります。
出演者:川﨑富美(本展ディレクター)、伊奈真弓(アートスペースからふる)、中原寛治(中原商店)
進行:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)


ニュートラ談義②「NEW TRADITIONALからみえてきたもの」

1月30日(日)15:00〜16:30

※1月25日17:30追記:
1/30(日)開催のトーク「NEW TRADITIONALからみえてきたもの」は、新型コロナウィルス感染拡大予防の観点から、オンラインのみで実施いたします。すでに会場でのご参加申し込みをされた方には、事務局よりオンライン配信のご案内をいたします。

出演者:藤井克英、松本綾(Good Job!センター香芝)、川﨑富美(本展ディレクター)
進行:森下静香(Good Job!センター香芝)


▼お申込み方法
下記のフォームもしくはお問合せ先に必要事項を記入してお申し込みください。
受付後事務局から連絡をします。
https://forms.gle/5kdxBnHkqQerU4s86
※オンライン視聴もお申し込みが必要です
※イベントページへのリアクションでは参加申込みとはなりません。ご注意ください


▼お問合せ
一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
E-mail nt@popo.or.jp
- - -


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?