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ANYCUBIC I3MEGA改造まとめ

自分のANYCUBIC I3MEGA(-S)に対して実施した改造まとめです。
ぜひご参考にどうぞ。

Anycubic i3 Mega Tool Rig

最初はこれ。印刷テストにもちょうどいい。
付属のツール類をひっかけておくツールリグ。
3Dプリンタの周りがすっきりして非常に良いです。

ヒートベッドにコルクボード断熱材を追加

グラスウール等を貼る人が多いけど、私はコルクボードを選びました。
温度上昇も早くなり、到達温度も上がったし、電源ファンなどの回る頻度も減るので、おススメ。
日本語の記事ではあまり先人がいないようだったので記事を書きました。

ANYCUBIC i3 MEGAの煩くなった制御ボードファンを交換する

制御基板の冷却ファンから「ジャーーーー」と異音がしたらまずはコレ。
静かで風量のあるファンに交換しましょう。
結局取り付けているブラケットがヘボなので、根本的にはそこからやり直した方が良いですがちょっと大掛かりになるのでまた別途

エクストルーダーModを導入

導入というか自分で設計したという話。
ファンの吸気口が大半ふさがってるので作りたくなった。
リトラクションの設定も小さくできるし、X軸が軽くなるのでもっとスピードがあげられるようになる。
印刷パーツ以外は元からついているパーツを使うので、一番導入が簡単なModだとおもいます。
ファンを小径の物に変更すればもっと小型軽量な物も作れるけど、それはまた別途。

MEGA-Sへアップデート

AmazonでMEGA-Sへのアップデートキットが売っているので購入。
Titanエクストルーダーがいい感じ。

X軸のチャキ音を消し、レベリングも安定させる

Z-Referenzschalter-Optimierung
ドイツ語で「Z参照スイッチの最適化」だそうです。
Thingiverseのやつを印刷して取り付けるだけ。
超簡単に少し静かになるし、ベッドのホーミングも安定するのでぜひ。

ボーデンチューブを交換する

エクストルーダーモーターからヘッドまで伸びるチューブを交換します。
ANYCUBICの純正チューブでも印刷自体は全く問題ないですが、
印刷をもっときれいにやりたいならぜひ交換しましょう。

Marlin1.1.9のカスタムファームウェアを導入

導入したのはこれ。普通におススメ。
ベッドヒーターのPID制御が入るので静かになるし非常に良い。

モータドライバーを変更 A4988->TMC2100

TMC2100をありがたいことにいただいたので導入した。
X,Y軸はstealthChop、E軸はSpreadCycleに設定。
モータードライバーからの発熱が多くなるので、ファンの向きを力業でかえて対応していたが春になってオーバーヒートするようになったのでファンを交換した。

モータードライバの冷却にCoolerMasterのファンを取り付け

モータードライバーをTMC2100に変更&StealthChopで運転したらオーバーヒートし始めたので、大きなファンで冷却をすることにしました。

フィラメントリールホルダーを使おう

フィラメントリールの軸が小さいと回転が滑らかでエクストルーダーへの負担もへる。印刷トラブルも減るし印刷品質も上がるので印刷して使っています。
特にフレキシブルなフィラメントには効果が大きいです。

タイタンタイプのダイレクトエクストルーダーを設計

MEGA-SのTitanタイプエクストルーダーを流用したダイレクトエクストルーダーを設計して使用しています。
樹脂の押し出しの俊敏性が向上したので、造形がシャープになりました。
リトラクションも少ないので印刷もすこし早くなりました。

ヒートベッドを固定

調整の難しさやファームウェアの設定などの手間と、Zリミットスイッチが正常に働かなかった場合のリスクがありますが、ヒートベッドを固定してみました。
一層目の定着で失敗する事はほとんどなくなりましたし、スピードを上げても印刷の乱れが少ないように思います。

今後のカスタム予定

ダイレクトエクストルーダー化とヒートベッドの固定で機械的な部分では極まってきたような気がします。
フレームが強固なので小手先の改造でも効果があるのがいいですね。
必要性があるかどうかですが、今後の改造としては
・冷却ファンを静音の物に置き換え
・Zリミットをプローブに置き換え

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