夜更けに咲き、夜明け前に散る花「ケーナー」 タイでどこにでも咲く花-08
和名:イペ? タベブイア?
英名:Mangrove trumpet tree(Dolichandrone serrulata)
泰名:แคนา ケーナー、แคป่า ケーパー
夜開性、花は夜10~11時ぐらいに咲き出して夜明け前には散ってしまう。直径5~6センチ、茎からの長さは10センチほど。
木は数メートルの高さにまで育つため、朝方一面に散らばる花はもったいないと思うほど。茹でたり炒めたり食用可ということで、拾っていく人も多い。自宅の庭にも咲いていて、飼っているうさぎがいつも散った花を食べている。
街路樹として見かけることが多い。住宅の庭にもよく植えられている。チェンマイ中心地の城跡に沿って植えられている10メートルはあろうという木も、ケーナーのような気がする。
和名が良く分からない。英名を追っていくと、南米辺りの「イペ」やオーストラリア辺りの「タベブイア」がヒットしてくるが、明らかに違う種類。ただいずれもノウゼンカズラ科のよう。
夜明けの庭に散らばる花を見て、夜に咲いているらしいと気づく。
木は数メートルに達する高さ。花の量も多い。
たまに散りそこねて、明るくなってからも咲いている花がある。
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