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キッズワンピースで小さな循環作り#newRの考えるサステナブルファッションの話

こんにちは。newR(ニューアール)のおだぎりあいみです。今、少しお時間よろしいですか?
キッズワンピースについて胸が熱くなる出来事があったので、ちょっと共有させてください。

「双子たちが3年間愛用したnewRのワンピ。本当に娘たちのお気に入りでサヨナラは寂しいのだけど、流石にチュニックとして着ても小さく感じるようになりました。状態は良くてまだまだ着られるので、newRの想いに共感いただける方にお譲りしたいです!

と、以前キッズワンピースをお買い上げいただいたお客様からご連絡があったのです。

他の誰でもない、大切に長く着てくださる方へ届けたいとの想いが何より嬉しく、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。newRが実現したい世界に一歩近づける気がして、ジーンと込み上げるものがあります。

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newRは、創業当時から「長く着られる服」しか作りたくないと考えてきました。長く着られるためには、その服に愛着を持てることや、日常生活で扱いやすいこと、修理のしやすさなどが大切です。

newRのキッズワンピースは、「子供服は1シーズンでサイズアウトする」常識を覆し、2〜3シーズン着用いただいていますが、お子様の成長スピードにはどうにもついていけません。サイズアウトしたキッズワンピースの行き場をいつも考えておりました。
たっぷり数年間愛用いただいてもまだ着られる、想いと思い出いっぱいのキッズワンピースが、次のお子様へと循環する未来は、ぜひとも実現したいことの一つです。

そして、この小さな循環が、newRの考えるサステナブルファッションのあり方の一つです。

環境省のサステナブルファッションに関するレポートがあります。その中でも、
”今ある服を今年捨てずにもう1年長く着れば、日本全体で約4万tの廃棄削減につながります。”
”1年間1回も着られていない服が一人あたり25枚もあります。循環型ファッションの推進には家庭にしまい込まれている服の活用が課題です。”

というメッセージがありました。

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これはレポートのほんの一部で、他にもインパクトのある数字が並んでいます。特徴的なのは、生活必需品の「服」を通して、地球環境についてぐっと身近に感じさせられる内容だということ。

この事実を目の前にして、何をするか、どんなアクションを選択していくかが、問われていると感じます。

newRは「あなたのスキを大切にすること」が「一着を長く着ること」に繋がると考えています。
これまでnewRパーソナル分析を通してお客様と対話を重ねた経験から、一人ひとりの「スキ」は「似合う」と近いことがわかりました。
サステナブルファッションは、地球に良い、だけでは長く続けられない。実践する当事者がワクワクしたり喜びを感じることで文字通り持続可能な取り組みになります。
私たちは「あなたのスキ探し」をアシストすることで、サステナブルファッションの課題解決に取り組んでいきます。

家庭にしまい込まれているまだまだ着られる服を循環させるとき、「想いが通じる方」に届いたらより嬉しいですし、もう一年長く着ようと思って頑張って着るよりも、「まだ着たい!来年も着たい!」と自然と思える服を選べるようになったらもっと楽しいと思うのです。

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今回、お客様からお申し出をいただいたことで、まずは小さな循環を作ってみようと決めました。newRでワンピースをお買い求めいただいたことのあるお客様を対象に、キッズワンピースをお譲りする仕組みを試験的に実践してみます。

服はただ着るだけじゃない、気持ちを繋ぐ力があると信じて、親子ワンピースでデビューしたnewRの想いが、お客様親子から次の親子へも繋がっていく。ああ、想像するだけでもめちゃくちゃ幸せです。

お子様の成長に寄り添ったキッズワンピースが、また次の笑顔に繋がるよう願いを込めて、詳細はメールでご案内します。ご賛同いただける方はぜひ一緒に、小さな循環を作ってまいりましょう。

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