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竹中大工道具館

今日は、溽暑の中
友達と竹中大工道具館に行ってきた。

あの竹中工務店が大工道具を
常設展示している美術館だ。

新神戸駅から歩いて、3分。

聖域みたいな雰囲気の中、
門をくぐると、ほのかに木の香りが漂よう。

ノミで荒削りをして、
次にカンナで木肌を整えていく。
削られた木片から、香りがしてきたんだね。

このたくさんの大工道具は
1人の(もしかしたら1チームの?)
標準編成なんだそう。

こんなにたくさんの道具を使い分けて、
木造建築か作られるとは・・・知らなかった。

カンナだけでも、こんなに種類があるなんて・・・。
(カンナの刃の名人の作品も展示されていた。)

最後は、スケルトン茶室の展示。
木と竹を繊細に組み合わせ、その上に土壁を塗って
茶室を作り上げていくそうです。

和室を飾る木工の障子細工。
細かな花が合わさって、山並みになっていくデザイン。
こんな細かい模様を切り出すときに、
繊細な大工道具が活躍するんだな。

一通り館内を観終わった後で、
別棟の休憩室へ。

特別にデザインされた椅子に座って、
きれいな日本庭園をゆったり眺める。

少しの間、避暑地に遊びに来たような
気持ちを味わいました。

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