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素敵なクリエイターさんと素敵なモノづくりをしたい

おみねちゃん、ミネトン、松さん、社長・・・たくさんのあだ名をもつ峰松さん。新卒では外資系企業に就職し、大阪の老舗企業を経て、2017年newn創業時にジョイン。newnでは、小柄女性向けアパレルのCOHINA、拭き取り化粧水のkinemaなどいくつものブランド立ち上げに携わり、現在はセットリングブランド「error404(エラーヨンマルヨン)」の事業責任者。error404チームが働いているオフィスの小部屋は「みねまつ商店」と呼ばれ(どうぶつの森のたぬきち商店のイメージ)、みねまつ社長とその仲間たちが日々かわいいセットリングをお届けしています。

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SlackもLINEもTwitterもアイコンはこのゆる〜い松のイラスト。峰松さんとは一体何者? error404立ち上げ経緯とは?そして今後の展望は?

なぜ"松"のアイコンに?

使っていた実写のアイコンが気がつくと3〜4年前の写真になっていて、これは詐欺写になってしまう!!と思って。あさかやさん @aaasanooo @kkkayanooo の使っていたゆるいトンマナのイラストがよかったので、同じのを"松"で作ってほしいと個人的に発注しました。

あさかやさんは、error404でクリエイティブをお願いしている双子のクリエイター。インスタの世界観の中で、素敵に写真を撮れる人を探していて、二人と出会いました。error404をはじめたときは一人だったので、商品撮影も自分が着用してやっていました。立ち上げ時期は余裕がなく肌も顔もボロボロ、スッピンで出社するような状態だったので、撮影だけちゃんとするというのが本当に大変で・・・そんなタイミングであさかやさんがフリーランスになるという情報を得て、二人なら撮影とモデルと両方できて、撮り合える!!適任!!と思い依頼をしました。撮影ディレクションはそれからずっとお任せしていて、商品企画、スタイリング、インスタLIVE、ポップアップまで関わってもらっているので、お客さまには社内スタッフと間違われるくらいです。

"好きなクリエイターさんと一緒に仕事をしたい"

そもそも「大きい会社を辞めて、自分でやりたい」みたいな気持ちの「自分でやりたい」の意図としては、「好きなクリエイターさんと組んでやりたい」が一番大きい。
大きな会社にいるときは、関わる人数が増えれば増えるほど、いいものが出来づらいと感じていました。クリエイターさんの力不足とかではなく、誰のブランドかも分からない、分厚いガイドラインだけ渡され、ルールは共有できていても、当たり障りのないものになる。クリエイターさんって全体をみてデザインをするのに、いろんな立場の人が細かく修正をかけた結果、継ぎ接ぎでイマイチなものが出来上がってしまう。これでは消費者にも響かず、誰もハッピーじゃないなと思いました。ブランドづくりと言ってもいろいろありますが、特に立ち上げは、少人数でも「これっていいじゃん!」と思うものを作るほうがいいものになると思います。
今、好きなクリエイターさんに仕事を依頼して、一緒にブランドのインスタのビジュアルや紙ものを作ってもらえることは、自分の中のモチベーションを大きく占めています。それが一番楽しい。

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拭き取り化粧品ブランドのkinema でも、多くのクリエイターさんと一緒に取り組んでいました。
ニシイズミ ユカさん @shirokumaizm が大好きで、本当に好きで、DMをして商品をお届けするときの包装紙のイラストを描いてもらいました。(↑画像左)商品が届くと、包装紙も一緒に撮影してインスタに投稿してくださるお客さまが多く、素敵なイラストを描いていただけたからこそだと思いました。
イラストや写真の上に描く文字がかわいいと思い、そういうクリエイティブをお願いしたいと思ってkaoriちゃん @foxco_kaori にもオファーをしました。キャンペーンでプレゼントタグを描いてもらえるという企画をしたら、とても反響がありました。(↑画像右)ライブペインティング形式でイラストを描いてもらったり、長い間インスタライブに出演してもらったりもしていたので、一時期は中の人と思われていたんじゃないかと思います。
撮影・スタイリングを担当してくれたmomokaちゃん @nemuiasaa も、正方形での世界観、空白の使い方がとてもよくて。当時、高円寺で展示会をしていたので、足を運んで依頼をしに行きました。

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常にインスタをみていて「この人と仕事してみたい」という人は保存して溜めています。error404をはじめてからはモデルさんと撮影させてもらう機会も多く、ヘアメイクはずっと好きでフォローしていたアサダさん @myk.____ にお願いをしました。error404のアクセサリーを魅せるのはもちろんですが、このとき撮影したビジュアルを投稿すると、使っているコスメの質問が来たりして、それもおもしろい。ネイルの質問もよくありますし、服との合わせ方とか、商品だけではなく、周辺の情報をお届けするのはこれからやっていきたいことです。

error404の"セットリング"商品はどうやって生まれた?

ブランドを立ち上げるとき、商品力と同時に「どうやって広めるか」を込みで考えていました。
COHINAは、「低身長」という強烈な共感ポイントがあって、困っていることに対する商品づくりはわかりやすい。直接的なターゲットではない私でも、求めている人がいるということは感じました。私は、普段の生活の中で困っていることや負の気持ちがあまりないので、プラスの提案をしないといけないと思いました。
error404の仮説検証では、日々の生活の中でのちょっとした経験を参考にしました。私の"気持ちが上がる瞬間"。それはクリスマスやお誕生日に両親から、ちょっと背伸びしたアクセサリーをプレゼントしてもらったときでした。もともとアクセサリーは好きで、ショップへ足を運ぶこともありました。店員さんが重ね付けをしていて「こうやって付けるとかわいいですよ〜」と提案をしてくれるのですが、そんなには買えない。それを金とかではできないけれど、カジュアルなシーンで使える値段まで下げて、かわいく提案できれば、価値提供できるんじゃないかと考えました。
マーケティング視点では、セレクトしたものをそのまま売っても価値がのらないので、お洒落な人がセットの組み合わせを企画して、スタイリングしたものをそのまま買えると、もちろん商品として素敵になるし、広まり方としてもいい。ただ宣伝してくださいではなく、自分でスタイリングしたものだったら広めたくなりますよね。そしてリングはセットにすると、着画も置き画も、とにかく映える・・・それもSNSで広めていく上で大事なポイントでした。

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SNSはもっと活用していきたい

ただのモノではなくて、人が作っていることを感じてもらえるようなコミュニケーションは意識しています。オンラインだからこその方法で、お客さまと近い距離感でいられるようにしたいです。
モデルさんやインスタグラマーさんとのコラボ企画もこれまでたくさんやってきましたが、単発ではなく長期で関わっていただくことで、お客さまとコミュニケーションをとってもらえる機会も生まれました。買い付けからスタイリング、撮影モデル、インスタライブまでトータルでご一緒させていただくケースもあり、その間でブランドのこと、商品のことを深く知ってもらえるので、社内スタッフとはまた別の視点からお客さまに情報を伝えられます。ブランドを好きになってもらい、店舗スタッフのようなイメージで関わってもらえるのが理想。コラボの形も幅を広げていきたいです。
また、バシッと気合を入れた撮影したビジュアルが、必ずしも商品購買に繋がらるとは限らないので、親しみやすい写真と、格好よく撮影した写真の両方を載せるようにしたり、フィールドに合わせて出しわけも必要だと感じています。SNSが主戦場なので、どう活用するかが唯一私たちにできること。インスタもまだまだ工夫の余地はあるし、動画も力を入れていきたいと思っています。YouTubeをやるならYouTubeでイケてる動画を作っている人にお願いしたいし、TikTokならもっと世代の若い人に協力してもらいたい。やってみたいこと、やるべきことはたくさんあるので、とにかく人手が足りません・・・協力者求む!!

error404の仲間募集

SNSのアイコンはゆる〜いイラストの峰松さん。newn代表 中川のブログではセンスフルガールとして紹介され、何もなかったnewnでブランド立ち上げに一番多く携わっています。error404のインスタは現在5万人フォロワーを超えていますがまだまだ0→1に近いブランド。マーケティングと商品企画を一貫してみられる体制だからこそできる施策がたくさんあります。error404を一緒に大きくしていきたい方、newnのD2Cブランドに興味がある方、ぜひお話ししましょう。[ Wantedlyはこちら ]

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