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もう一度、出会った頃のときめきを/ファッションデザイナー・映子グドナソンさん

長く続くカップルの、ときめきを絶やさない工夫と努力とは? 男女にもっと足りないものって? ときめきマスターこと、ファッションデザイナー・映子グドナソンさんへのスペシャルインタビュー後半です。

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美しき美の伝道者、ビスポークファッション&ジュエリーデザイナー・映子グドナソンさん

お洋服だけではなく、人々の生き方までも変容させるアーティストとして、そして神聖なパートナーシップの体現者として、世界各地で講演も行っています。

記事後半では、注目を浴びるそのパートナーシップについて。ときめき続けるために実践していることはもとより、2人の関係を進化させるための秘密を語っていただきました。

インタビュアーは前半に引き続き、「NEW LIFE」プロデューサーでもある魔女ユニット・mailoveのneffy mai&venus mai。3人それぞれの愛の話も盛り込んで、夢のように美しい映子さんのご自宅から、お届けします!

映子グドナソン
ビスポークファッション&ジュエリーデザイナー・ビューティアルケミスト

幼い頃から美しいものに惹かれ、妖精などの異次元の存在たちと精神的な繋がりを持って育つ。上智大学在学中にヨーロッパへ留学。異なる文化圏での生活から、アート、ファッション、色彩センスなど国際的な感覚を養う。帰国後、数千年以上の伝統を持つ秘教学校モダンミステリースクールにて形而上学やヒーリングを学び始め、見えない世界までも感じるサイキック性を開花。自己と世界の探求を続けるうちに天然石と出会い、ハンドメイドのアクセサリーを作り始める。現在は完全ビスポークスタイルにてハイクオリティの洋服とジュエリーを提供。国立競技場外の特設ドームによるファッションショー、有名アーティストのステージ衣装のデザインなど、数々のジャンルで才能を評価される。すべて独学にもかかわらず、わずか数年でブランドを形にした奇跡は、「まるで魔法のよう」だと称されることも。創作活動のみならず、生き方そのものとしてのアートを提唱。モダンミステリースクールのファウンダーである夫と共に、講演活動やエンターテイメントの世界でも精力的に活動をしている。


いつでも素敵でいるための秘密

Neffy mai(以下、N):映子さんはご結婚されて長いですが、長い男女関係で、ずっとときめいているのは難しいと思うんです。でもお二人はいつも新鮮に見えるし、お洋服も一緒にコーディネートされたりしていて。ご夫婦のときめきキープの秘訣などあったら、教えていただけますか?


旦那様のグッドニー・グドナソン氏と。年齢差21歳。アイスランドと日本とで、育った環境も時代もまるで違う。なのに、なんだか似ているおふたり。まるでアートのような美しいカップル写真!

映子さん(以下、映):そういうふうに見えていてよかったです(笑)。結婚して15年、お付き合いを含めると17年かな。出会った時の燃えるような思いは、もう鎮火いたしましたが(笑)

Venus mai(以下、V):それはもう、すごく燃えていたんでしょうね!

(一同笑)

映:(彼が)ヨーロッパ人ということもあると思います。おしゃれしていなくても、「今日も綺麗だね」とか「愛してるよ」とか普通に言ってくれるんです。そういうところは、「自分がいけてるのかな?」って思うのを助けてくれて、ありがたいなと思いますね。

実際に結婚して長いですけれど、女性として男性として、お互いに魅力的であるようにしようというのは、自分たちでずっと努力しているところでもあります。

V:お互いを褒める、ということでもらうパワーもありそうです。

映:そう、本当に、女性から声をかけられたり注目されるのが、男性のイケメン力を上げるんだなと思ったことがあるんです!

夫婦でデパ地下に行った時に、2人で別々の行動をしていたんですね。それで待ち合わせして戻ったんですけれど、カートを持っている彼が見えたら、遠くから見てももうオーラがキラッキラしていて。 「あれ? さっきまであんなんだったけ?」って(笑)。これは絶対女性に声をかけられたな、と。

N:妻の勘ですね(笑)

映:「遠くから見ていてもキラキラしていてかっこいいけれど、誰かに声をかけられた?」って聞いたら、「うん、そうなんだ」。

(一同笑)

映:素敵ですね、ってお洋服のことも褒められたみたいで。褒められることの威力はすごいんだ!と思いました。逆に、自分も美しくいられたりするのは、そういうことを言ってくれる方のおかげなんだなと。だからできるだけ、自分もすべての男性に対してできるだけ褒めたいと思うし、男性にもそうあってほしいなって思いますね。

V:そうしたらこの世界はときめきだらけになって、全然変わるかもしれないですね。

映:そうです。別に、下心で相手をちょろまかしてポイッとするとかそういうことではないんですよね。お互いの美しさを讃えてあげる行為がリスペクトから生まれたら、それはすごく美しいことだから、どんどん広がるといいなと思います。


日本人よ、アピールを磨け!

N:日本人は謙遜の文化だから、褒め合うのが苦手だったりします。だけどそれももっと変わって、(褒め合うことを)慣れていかないと。

映:奥ゆかしさのいいところもあるんですけれどね。でも奥ゆかしいって隠れて見えなくなることではないですから。ちゃんとアピールはお互いにしたいですね。

V:日本の古来の文化は御簾の向こうで…という世界ですけれど、顔が見えないだけで、香りとか、お洋服の色合わせとか、お琴も練習して。

N:和歌でラブレターも書いて情熱的に送ったり。いろんなアピールを欠かさなかったですよね。今の私たちは、その辺りがちょっとアピール下手かもしれないです。

映:終わってしまいましたけれど、最近ハマっていたのがテレビ番組の『Nizi Project』。あれもまさに「アピール力」の世界。出ている子たちが、自分をいかに魅力的に見せるかを何段階にも分けて、オーディションで磨いていきますよね。

韓国の敏腕プロデューサー・J.Y.Park氏がリードする、話題のオーディション番組。彼の深い洞察力と言葉に映子さんは感動しきり!

N:もう全然違いますよね。どうやってこんなに綺麗になったの!?って思っちゃう。

映:本当に綺麗になっていくし、洗練されていくし。ああ、これなんだな。見られることの意識やパワーとかがこんなに女性を磨くんだな。あの番組で改めて、アピールの大事さを感じました。

V:アピールをしなければ、誰かのことをときめかせられないですしね。

映:もちろん恥ずかしい時はありますけれどね。本気の時は、余計に。

V:好きな人にだけできないとか。映子さんににもそんなところがあるなんて意外です(笑)


言葉に出して感謝を捧げる

映:パートナーシップについて言えば、やっぱりありがちだけれど、お互いへの感謝の気持ちを言葉に出して伝える。それがすごく大事なことだとも、最近改めて感じています。

最近、家族のことで大変なことがあったのですが、その時に本当に苦境をサポートしてくれて、隣にいて支えてくれたんですね。それが本当にありがたくて。夫婦だったら当たり前なのかもしれないけれども、でも当たり前じゃないと思うんです。もっと距離を置いたりする人もいると思うんですけれど、彼は本当に理解してくれて、心から支えてくれたので。

普段はあまりありがとうとか言わないんですけれど、「本当に支えられた。あなたがいなかったら、今回のこの大変な時期は乗り越えられなかった」っていう風に感謝を伝えたんです。

そうしたら、お互いに、出会った頃のような、すごく初々しい新鮮な気持ちが戻ってきた。そんな瞬間が何度もあって。

(関係を)長く続けていく中で、感謝の気持ちをちゃんと表す。それがお互いを出会った頃のようにするのに欠かせないことなんだなって思いましたね。

V:相手にありがとうと言うのは、自分に余裕がないと、出てこないと思うんですね。どこかに「でも、あれしてくれなかった」「これしてくれなかった」という思いがあると、なかなか言葉が出てこない。もちろん感謝の気持ちはあっても、何か自分に対して、人生に対しての不満があると、「ありがとう」にためらいが出てしまう。

今の映子さんのお話を聞いて、自分の長かったパートナーシップを振り返って、そういえば「ありがとう」ってどれぐらい言ったかな?と思いますね。(関係は)終わってしまいましたけれど、「愛されてない」という思いが強くなると、「ありがとう」も出てこなかったんだな、って。もしかしたら些細なことでも、ありがとうで取り戻せるものがあったのかもしれないですね。

N:私も離婚を経験しましたが、どうしても長く一緒にいると「言わなくてもわかるでしょ!」って思いは出てきてしまいますよね。でも「言われなきゃわからない」ことは何年経っても「わからない」。だから感謝の言葉は本当に大事なんだと思います。

映:(感謝を)言われるほうも、当たり前のつもりでやっていたんでしょうけれど、あえて言葉に出して言われて、自分の価値とか「認められている」という思いが上がるのかなと思うんですよね。だから、そうやって価値を上げてくれるなら、こちらも返したい、って気持ちになっていって、いい関係性を築いていけるのかな。

V:単に支え合うというだけじゃなく、高め合う2人になっていくんですね。お互いへのリスペクトあってこそですね。

映:その通りだと思います。年々それを多く感じます。逆に初めの頃はそういうことが感じられなくて、「もっとやってよ」と思ったりもしていましたが、今は「ああそれが当たり前じゃないよな」という気持ちになりました。だから、与えられている環境に感謝だなと思う。それが、夫婦のときめきを保つのに大事なことかしら。

高貴なパートナーシップについてのトークショー中の仲良しショット。リスペクトと愛を感じます。


100%、自分であることを貫く

N:毎回ゲストの方に伺っているんですが、映子さんにとって「NEW LIFE」、新しい時代の新しい生き方ってどんなものでしょうか。

映:「NEW LIFE」の記事の中で、この言葉を見つけて、まさにその通りだなと思ったのが「圧倒的にオリジナルであること」。

実は、新しいわけじゃなくて、もともと誰もが圧倒的にオリジナルなんですが、それを出すのが今までは難しかったように思うんですね。

個を出すのが社会としても世の中としても、なかなか受け入れられなくて、日の目を見ない。大きなものに巻かれて、個とか自分らしさとかが、あまり認められないような世の中だった気がするんですけれど。

これからは本当に自分らしさを完全に100%貫く。それを一人一人がやっているような時代というのが、新しい生き方なんじゃないかと思いますね。

結局それぞれがそこに戻るべきじゃないのかな。自分らしさとか自分の本質とか、そういうものを曲げたりせずに、そこを本当に追求して。

「これが私です。唯一無二の自分です」というものを出していける世の中は、圧倒的に新しいんじゃないかなと思いますね。

私はすごく不器用で、社会の大きな流れに自分を合わせることができなかったんだけれど、今、ようやく自分がそのままで自分らしさを出していけるような時代になったのかな。

だから新しい時代が楽しみだし、もっともっと新しい生き方を選ぶ人が増えてほしいし、そうなる予感がしていますね。

V:まさにその自分らしさを、丸ごと体現しているような世界がEIKO’s worldというブランドでもあるので、ぜひそちらも皆さんに見ていただきたいと思います。

いつまででもお話していたいんですが、残念ながら本日はこれでお時間となってしまいました。

N:ありがとうございました。次回はぜひ「色気」のテーマでお越しください。

映:はい、とても楽しかったです。ありがとうございました❤︎

インタビュー中はソーシャルディスタンスだったので、終了後に3ショット。映子さんが一人一人の個性とエネルギーに合わせて制作したオリジナルシルクマスクをつけて。

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インタビュー・構成
mailove

Neffy mai(左)とVenus mai(右)。同じ名前、同じ身長、同じ会社、同じ小学校…。運命的に巡り合った2人の「マイ」によるヒーラー&魔女ユニット。大手出版社の女性誌編集部に勤務する先輩・後輩として出会い、ふたりで一緒にアデプトプログラムを受講。そこから、8,000年以上受け継がれる秘教学校モダンミステリースクールの門戸を叩き、すべての学びを共にするようになる。形而上学を学び、イニシエーションを受けていくうちに、本来の自分たちの人生の目的や喜びを少しずつ思い出し、順風満帆だった会社員生活を辞めることを選択。ヒーラーユニットとして活動を始める。趣味も性格も男性の好みもまったく違うのに、偶然の一致だらけの不思議なふたり。人気メディアで連載執筆、大学での講義やイベント・商品のプロデュースも数々手掛ける。


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