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ときめきだけで生きている/ファッションデザイナー・映子グドナソンさん

「NEW LIFE」ときめき特集のラストは、“ときめきの女王”の登場です! ビスポークファッションデザイナー・映子グドナソンさんをゲストにお迎えし、こだわりのときめきライフについて語っていただきました。

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NO ときめき、NO ライフ!

ときめきが人生のドライビングフォースであるとするならば、それを実践している人の話を聞いてみたい! 2週間にわたってお送りしてきた「ときめき特集」の締め括りは、ファッションから人生を変容させるデザイナー、映子グドナソンさんがスペシャルゲストです。

この時代にあえての完全オーダーメイドのビスポークファッションを手掛ける彼女は、その生き様からして情熱的で、揺るぎないこだわりの持ち主。

一人一人が持つ魂のエレガンスを引き出し、誰もが「日常」だと思っている普通の生活を、最もエキサイティングでワクワクし、喜びに満ちたものに変える。

そんなポリシーに貫かれたデザインとライフスタイルには、毎日をときめいて生きるためのヒントがいっぱいです。

今回は、美しいグリーンに囲まれた素敵すぎるご自宅でインタビューを敢行。インタビュアーは「NEW LIFE」プロデューサーでもある魔女ユニット・mailoveのneffy mai&venus mai。

プライベートでも仲良しの3人によるゴッデス・トークは、最初からかなりの名言が飛び出しました!

映子グドナソン
ビスポークファッション&ジュエリーデザイナー・ビューティアルケミスト

幼い頃から美しいものに惹かれ、妖精などの異次元の存在たちと精神的な繋がりを持って育つ。上智大学在学中にヨーロッパへ留学。異なる文化圏での生活から、アート、ファッション、色彩センスなど国際的な感覚を養う。帰国後、数千年以上の伝統を持つ秘教学校モダンミステリースクールにて形而上学やヒーリングを学び始め、見えない世界までも感じるサイキック性を開花。自己と世界の探求を続けるうちに天然石と出会い、ハンドメイドのアクセサリーを作り始める。現在は完全ビスポークスタイルにてハイクオリティの洋服とジュエリーを提供。国立競技場外の特設ドームによるファッションショー、有名アーティストのステージ衣装のデザインなど、数々のジャンルで才能を評価される。すべて独学にもかかわらず、わずか数年でブランドを形にした奇跡は、「まるで魔法のよう」だと称されることも。創作活動のみならず、生き方そのものとしてのアートを提唱。モダンミステリースクールのファウンダーである夫と共に、講演活動やエンターテイメントの世界でも精力的に活動をしている。


ときめきだけで生きている

Venus mai(以下、V):ずばり、どんなことに日々ときめきを感じていますか?

映子さん(以下、映):これ、と決まったものというより、ときめきだけで生きているような感じもするんですよね。

V:さすがのお答えです。

映:いかに気分が上がるかっていう観点で、日々の選択をしているので。たとえばお花がすごく好きなんですが、今日はこのピンクが女のコらしくて、ロマンティックでキュンとして。ときめきのテーマにぴったりかなって。

インタビュー時に飾られていたお花がこちら。優しげなピンクのダリアに、紫を少し加えてゴージャスさを。お庭からとったジャスミンのツタが立体的なアクセントに。

V:おうちにお伺いするたびに素敵なインテリアやお花ばかりで、こちらがすっかり癒されます。

映:大好きなんですよ。その日にいらっしゃるお客様のことを思い浮かべて、そこからインスピレーションをいただいて、おもてなしを考えるのが。

V:この花瓶もすごく素敵です。

映:結構掘り出してくるのが好きなんです。いわゆる有名どころではなくて、埃がかぶっているようなアンティークのお店で見つけたり。「手を加えたら映えそうだな」っていうものを見つけるのがすごく好きですね。

Neffy mai(以下、N):これが欲しい、と探しにいくんですか?

映:ううん、わざわざ探さないです。歩いていたらふらっと見つけることがほとんど。作家さんが手作りするような、一つ一つ違う味があるものが好きなんですよね。

V:今はステイホームもあって家にいる時間が長いから、家の中でどれだけ気分を上げて過ごせるか、家の中にときめくものを集めるか、というのはすごく大事なことかもしれないです。

映:本当にそれは大事だと思います。私は特にお仕事もここがアトリエで、一日の大半を家で過ごすことが多いから、この空間を自分が心地いい空間にすることがとても大切。だからインテリアにも凝っちゃうし、ときめきますね、そういうことで。

V:もう、ときめきだらけのおうち…。

(一同笑)

映:でもそれがいいですよね。なんでときめかないものを置くの?って。

V:素晴らしい。今日の名言出ました。「なぜ、ときめかないものを置くの?」
でも本当にその通りですね。なぜときめかない服を着るの? なぜときめかない人といるの?

(一同爆笑)

映:そう、全部そうです。ときめくか、ときめかないか。

N:選択するその瞬間から、ときめく。でも意外と、できそうでできないことかもしれないです。

V:なんとなく好きって思ったかも?とか、みんながいいと言ったからとか。曖昧な理由で選んでしまう可能性がありますし。

N:使いやすいからなんて理由もありますね。洋服だと着回しやすいとか。そういう理由で選んでしまっていると、ときめきという基準で選ぶのがなかなか難しい。すぐ、便利なほうに陥りそうになっちゃいます。


毎日に違うテーマがある

V:映子さんは、お仕事がお洋服のデザインですけれど、そこでもときめきを大事にされていますか?

映:そうですね。私は生地を見て、「わあ、素敵!」と思ったら、そこからデザインのイメージが湧いてくるので。

V:あ、ではデザインが先にあるのではなくて、生地が最初にありきなんですね?

映:それがほとんどですね。自分が作りたいと思っていたデザインではなくても、生地を見て、この生地ならこんなデザインにしたらかっこいいなとか。そうすると、今まで自分があまり着たり作った事のないタイプのデザインでも、作ってみようという気にもなりますし、デザインの幅も広がります。だから生地は、とても厳選していますね。

N:今日着てらっしゃるお洋服もとても素敵。バラと赤と…、こちらも生地から?

映:そうなんです。でも赤だけだとつまらないから、ウエストラインにネイビーとゴールドをあしらって、最後にビーズを加えています。細かいところなので、誰が気がつくの?っていうところなんですけれど(笑)

N:いやいや、まさにときめきがつまったお洋服だなって思いました。パッと見た時に、素材感もディテールも、「はっ!」とする。女性がときめく要素がすごくつまっているお洋服だなって。

ひとめぼれの生地からデザインした、胸元や袖のフリルもエレガントなシルクのドレス。完全ビスポークのため、サイズもぴったりです。

映:今日はテーマがときめきだったので、ピンクか赤か迷って、パッショネイトな赤にしてみました。

N:「テーマ」は大事ですよね。日々生きている中で、毎日が同じわけじゃない。今日はどんなテーマでいこうかと考えるのが私も好きです。

映:そうそうそう。今日はあの方に会うからこんなものが好きそうだな、なんてオケージョンやイベントに合わせて決めたり。とっても楽しいです、そういうの。


初めのときめきから妥協しない

N:お洋服もそうだけれど、テーブルコーディネートもお客様に合わせてコーディネートされているのを、よくインスタでお見かけするんですけれど。

映:お客様が多い家なんですが、うまく組み合わせを変えて印象を変える工夫はしていますね。単に趣味で好きで始めていたら、どんどん凝って止まらなくなっちゃって。器があっても手持ちの花瓶だと合わない…なんて時は、慌てて買いに行ったりもしています。

N:いつもこだわりが止まらないですよね(笑)。さすがさそり座。

V:しかも最初のときめきにすごく忠実な印象です。そのインスピレーションを叶えるためにはどうしたら?ってところで動いていますよね?

映:そうかもしれないです。初めの「こうしたい!」っていうイメージに合わせて、必要なものを揃えていくことが多いかな。

V:そして、最初にときめいたものには絶対に妥協しない。

映:だから本当に大変なことになるんですけれど(笑)

V:でもそれが世界を広げているように思います。さっき映子さんが生地を見てときめいて、そこから自分が着ないようなデザインを思い浮かべるってお話をされていて。それを聞いて、「ときめくこと」って自分が思っていたボックスから飛び出すことを助けてくれるのかな?っていう気がしたんですね。

映:本当にそうです。今まで絶対に買わなかったタイプの花瓶でも、「このイメージに合わせるなら絶対こっち」って思って買ったりしていますね。そう思うと、ときめきで世界が広がっているのかも。

V:それがないと、ずっと同じ世界で暮らしていくことになっちゃいますものね。

映:つまらなくなっちゃいますからね。

N:ときめきセンサーが日々進化していくんですね。

V:それに物だけじゃなく、人との出会いにもいつも新鮮にときめいてらっしゃるから(笑)

N:あ、じゃあ聞いちゃいましょうか? 気になることを。

(一同笑)


ときめき筋肉、マッチョです

映:そりゃあね、男性にはときめきますよ、どなたにでも!(断言)

V:結構レンジは広いほうですか。

映:そう、どなたにでも(笑)。コンビニの店員さんとかにもときめいてます。そこで何か起きるわけでもいんですけれど、その時のスパーク? こちらが「素敵だな」って思うと、素敵だな光線を送られて、お相手がパッと輝く。そしてまた私の方にときめき光線を返してくれる。それで一日がもう上がるじゃないですか。

V:さすが、ときめきの女王! 聞くところによると、区役所でも、レストランでも、行く場所場所でときめいてらっしゃるとか。

N:ときめきに筋力があるとしたら、もうだいぶなマッチョ…。

映:はい、結構なマッチョだと思います(笑)

V:しかも、その方々が全員好みのルックスだというわけではないんですよね? なのにときめいているのはどんな部分がポイントになっているんでしょう?

映:やっぱりね、女性へのリスペクトが根底にある方っていうのはわかるんです。反応だったりとか、発されているエネルギーとか。リスペクトがない方に見られても全然ときめかないけれど、大切に扱ってくださる方にはもっともっとお返して、尽くしたくなっちゃう。そういうものを感じ取るのを、本能的にセンサーで持っているのかも(笑)

N:男性でも女性でも、自分が見られている、アテンションをされているって感じることは大事な気がします。たとえマスクをつけていても、見られていることをいつも意識する。それがときめきキープのコツなのかもしれません。

映:口元が見えないと、女性らしさとか、セクシーさとか出せなくて美人度が落ちちゃうなって思いますけれど、それでも頑張ってマスクでもおしゃれして。できる中で考えて努力しなきゃ、ですよね。

V:映子さんは最近、すごく素敵なマスクを作ってらっしゃるので、それもまたご紹介していきたいと思います。

ご自身のインスタで紹介されているシルクのマスクは、すべてオリジナル。こちらはメンズ向けのデザイン。スーツに映えるダンディな鮮やかさ。

漏れ出る色気にキュン!

N:最近、胸がキュンとときめいたエンタメはありますか?

映:あります。古いんですけど…『愛していると言ってくれ』

(一同大盛り上がり)

N:うんうん、みんなハマってました。

映:再放送を見ちゃって。あの当時のトヨエツ(豊川悦司)さんが30代でしたっけ? なのにあの色気はどういうことですか。所作も佇まいも、すべてにおいて美しくて。フェロモンがもう全身から放たれているじゃないですか。

N:中学生の娘が見ていて「これ誰!?」って騒いでいました。

映:わかります。現代でなかなかお目にかかれないわ、あの感じは。しかもストーリーがすごく純愛ですよね。あの頃は携帯もないから、すれ違ったりもどかしかったりして、もうキュンキュンしちゃってます。トヨエツさんは、どこからああいう深みが出てくるんでしょう。外見というよりも、もう中から出てきていますよね。

N:まさに、内側から出てくる品のいい色気。SNSでも初めて見る人と昔見た人とが一緒になって、かなり話題になっていたみたいです。

V:今はああいう俳優さんもいないし、テレビから色気がなくなっちゃいましたものね。今度「NEW LIFE」でも、なぜ世界から色気がなくなったのか、というテーマで特集したいですね!

N:その時は映子さん、ぜひまたゲストでお願いしてもいいですか?

映:はい、もうぜひ!

(一同笑)

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盛り上がったトークの後半は、気になるパートナーシップのお話へと続きます。長く続くカップルがときめき続けるには? お互いの魅力を高めるのに必要なこととは?
最後まで、必見です!


インタビュー・構成
mailove

Neffy mai(左)とVenus mai(右)。同じ名前、同じ身長、同じ会社、同じ小学校…。運命的に巡り合った2人の「マイ」によるヒーラー&魔女ユニット。大手出版社の女性誌編集部に勤務する先輩・後輩として出会い、ふたりで一緒にアデプトプログラムを受講。そこから、8,000年以上受け継がれる秘教学校モダンミステリースクールの門戸を叩き、すべての学びを共にするようになる。形而上学を学び、イニシエーションを受けていくうちに、本来の自分たちの人生の目的や喜びを少しずつ思い出し、順風満帆だった会社員生活を辞めることを選択。ヒーラーユニットとして活動を始める。趣味も性格も男性の好みもまったく違うのに、偶然の一致だらけの不思議なふたり。人気メディアで連載執筆、大学での講義やイベント・商品のプロデュースも数々手掛ける。

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