
もうすぐ2年
ピアノを習い始めてもうすぐ2年だ。
早いなぁ。
すぐにやめるつもりは毛頭なかったけど、続けられるかどうかもわからなかった。けっこう「プツン」と来やすいので。
2年目の今年はBEYERを修了して、ハノンといろいろ取り掛かった。
昨年は単純に弾けるようになっていく楽しさがあったけど、今年は楽しいばかりでもなかったな。
大人でも上達する、というのは嘘ではないけど本当でもない。
うっすら見えている限界点を少しずつ向こう側に押しやる感じ。
将来弾きたい曲が弾けるようになるかはわからない。
でも、たとえどこにも到達できなくても、このままずっとピアノを弾き続けていきたい、というのは強く思う。
先日のレッスンで、例によって私があまりにポンコツだったので、
「ごめんなさいね、意地悪みたいにしつこく言って」
と先生に言わせてしまったことに、いまになってじわじわ落ち込んでいる。
先生って大変だよね。
まず、汚い音を辛抱して聴き続けるのが、けっこうな苦行でしょ。
そのうえ「この人何度言ってもできない」って嫌になることもあるよね。
なのに謝らせてしまって、ひとえに私の指と脳が連結していないせいなんですよ、こっちが恐縮するばかり。
ピアノを習い始めて、もちろんピアノがちょっとずつ弾けるようになっていくことも嬉しいのだけど、それ以上に、クラシック音楽の話ができることが嬉しくて。
まわりにそういう人がいないし、求めても来なかったし。
コンサートも基本一人で行きたいから、クラシックを通じて知り合いを作る、みたいなことは全然考えなかった。
でも、先生といろいろ話をして、クラシックの地平の広さを知ると、ずっと一人で楽しんでいたのは少し勿体なかったかもしれない。
だから、雑談の時間が長くなってしまうのだよね。
でも、それも含めて、ピアノを習うことにしてよかったと思う。
来年は何をやるのかな。
何をやるにしてもすごく楽しみ。
真面目にコツコツやっていきます。
伸び代しかありません!(うっすいけど)
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