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5歳でポケモンカードができるまで(14)

新弾バトルに行ってきました。

さてこの週末、ポケセンの「ダブルブレイズ」の新弾バトルに息子とチャレンジしてきた。近くに手頃なカードショップもなく家庭内対戦が基本の我が家だけど、これまで何回か「GXスタートバトル」や「新弾バトル」にチャレンジしたことがある。
 たぶん、今回が4回目。長男を連れて行く上で、最初の頃、不安だったのは割りと人見知りなので、きちんと対戦相手の方とお話できるかということ。しかし、その心配は杞憂だった。最初の頃に参加したGXスタートバトルで初対面の年上の小学生のお兄さんと、気づけばカプテテフGXにカキでエネルギー加速するという微妙な戦術についての話で盛り上がっていたのである。普段は初対面の人相手にはモジモジしてしまう長男が、なにやら早口でしゃべり盛り上がっているのを見て、ポケカという共通点があれば誰とでも仲良くなれるのだと妙な感動があった。一方で、「得意分野になると饒舌になるというのはオタクみたいだな」と思わなくもなかったけど、まぁ、それも悪くない。
 思えば、TCGは対戦相手とのコミュニケーションが必須なゲームなので対人スキルのトレーニングにもなってしまう。まさか、計算やテキスト読解力だけでなく、ポケカが息子のコミュニケーションスキルまで伸ばしてしまうというのは想定外だった。今回も行く前は「ド緊張する」といっていたけど、以前よりは物怖じもしないようになっていたと思う。

それでも不安なことと対戦相手の方への感謝

とは言え、まだまだ連れて行く上で不安なことはたくさんある。そもそもが5歳なので手つきもまだまだ覚束ない。シャッフルなども上手くできないし遅い。そういった面で対戦相手の方に迷惑をかけることは明らかだからだ。そもそもパパ自身もTCG界隈に詳しくないので、そんな子どもを連れて行くことが許されているのかや、どう受容されるのかが読めず不安だった。特にパパはオンライン対戦が普及する前の、気にいらないことがあれば向かい側から台を蹴ってくるような大人がいたアーケード×格闘ゲームの世界で青春時代を過ごしたので不安だった。
 しかし、この不安も割りと杞憂だった。なぜなら息子の対戦相手の方は、みなさん優しく紳士的にふるまってくれたからだ。おそらくイライラするような場面もあったと思うが、そんな事は一切、顔に出さず少しプレイスピードを落としてくれたり、いろいろ声をかけてくれたり。もともと子どもが多いポケモンカードゆえの文化かどうかは分からないけど、大変ありがたかっった。本当にありがとうございました。今回の新弾バトルの成績はパパが2勝1敗で、息子が1勝2敗。エリカ様には手がとどかなかったけど、息子は新弾バトルで初勝利を飾れて嬉しそうだった。その対戦相手の恐らくサイドンを軸としたLOデッキの方には対戦中も楽しく会話してもらったようで、特に感謝したい。ありがとうございました。

※画像は新弾バトル用にくんだパパのドンカラスゾロアークと息子のマーシャドー&カイリキーデッキ。レシリザ対策でヤドキングとトリプル加速エネルギーを積んだ息子だったけど、カラマネロ軸の超デッキと2回も当たってしまい、ポケカの難しさと面白さをまた一つ知った模様。

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