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5歳でポケモンカードができるまで(2)

計算より基本的なルールが壁


さてハーフデッキで対戦を始めてみたものの、最初に大変だったのはダメージ計算とかではなく「最初に7枚引く」「ポケモンを倒したらサイドを取る」「サイドを全部取ると勝ち」「エネルギーは1ターンに一枚しか貼れない」「たねポケモンは、出した番には進化できない」といった基本的なルールを子どもが覚えることだった。

幼児にとっては具体的なモノがない抽象的な概念を扱うのは結構、難しい。トレーディングカードゲームというのはデジタルゲーム以上に抽象的な概念のかたまりのような遊びだ。デジタルゲームならポケモンの技にはグラフィックという具体的な表現が伴うがポケカではそうはいかない。

何度も繰り返す

じゃ、どうやってルールを覚えていったかというと、もうこれはひたすら繰り返した。ゲームの大きな流れ、各ターンの流れを1セットにしつつ、間違える度に「エネルギーは一枚しかはれないよー」とフィードバックしていった。また親側がの番でも「このヌイコグマは、この番に進化できないかー」とか言ってルールをリマインドしていった。子どもにとっては、大好きなピカチュウで10万ボルトGXをうてるのが楽しいらしく、あまり繰り返したりルールについて親からあーだこーだ言われるのは苦にならなかったらしい。大体一ヶ月ほどしたら、なんとなくゲームらしくなってきた。

また近所のイオンやイトーヨーカドーに買い物にいくついでにパックをちょくちょく買い足すようになった。あの頃は普通に買えたなぁ。

※画像はパパとママの本日の対戦風景。パパが勝った。

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